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クリーク・アンド・リバー社:四半期の売上として、過去最高の売上を記録
■全セグメントにおいて増収増益を達成
クリーク・アンド・リバー社 <4763> (JQS)は5日、今期13年2月期第1四半期連結業績を発表し、同日本社で決算説明会を開催した。
第1四半期連結業績は、売上高43億33百万円(前年同期比16.6%増)、営業利益1億75百万円(同376.7%増)、経常利益1億75百万円(同233.4%増)、純利益76百万円(前年同期比1百万円)と増収大幅増益となった。
第1四半期の業績発表が、5日の午前11時15分であったことから、株式市場は好決算に反応し、ストップ高となり、翌6日もストップ高で、終値2万4,100円で引けている。
四半期の売上としては、過去最高の売上を記録し、全セグメントにおいて増収増益を達成した。
セグメント別の売上高は、クリエイティブ分野(日本)26億97百万円(同9.0%増)、クリエイティブ分野(韓国)5億43百万円(同13.0%増)、医療分野4億34百万円(同13.0%増)、IT・法曹・会計他6億57百万円(同69.0%増)となっている。
セグメント別の営業利益は、クリエイティブ分野(日本)1億73百万円(同94.0%増)、クリエイティブ分野(韓国)9百万円(同148.0%増)、医療分野△14百万円(前年同期△56百万円)、IT・法曹・会計他4百万円(同△2百万円)。
■日本のクリエイティブ分野では非常に高い成長が継続
セグメント別の概況に関しては、代表取締役社長井川幸広氏より説明が行われた。
「日本のクリエイティブ分野では、テレビ、ゲーム、Web関連のコンテンツ制作、請負、アウトソーシング、派遣あるいは紹介という全てのサービス分野において、昨年より高い成長が続いています。当社はBtoBのビジネスが中心ですが、近年は、自社で開発したSNSゲームアプリ事業が加わっています。当第1四半期には6タイトルを配信・運営しています。これまでは受注型の案件が中心でしたが、自社開発の案件も増えてきており、ヒットが出れば大きな利益となる可能性を秘めています。また、出版社等に向けて、電子書籍化の制作受託から大手プラットフォームへの取次まで、多角的な電子書籍サービスを展開しています。プラットフォームに関しては、国内大手電子書籍リーダーから中国で既に65%のシェアを持っている漢王まで、日本語圏、中国語圏、英語圏へ配信できるポジションを作れたことになります。当社に半永久的にロイヤリティ収入が入ってくるようなビジネスモデルを展望しています。また、2年前に設立した上海の現地法人の営業拠点として、北京に営業所を開設しました。日本の出版物のセールスとして、中国の600社の出版社に対して積極的に営業展開をはかっており、これまでに成約したタイトルが400タイトルになりました。オーダーだけでしたら2000タイトルほどありますので、出版社が集中している北京に営業所を開設したことにより、今年は1000タイトルの成約まで持っていけたらと思っています。これまでの経験で、日本の書籍は十分に中国でも受け入れられるということが分かりましたので、今後このような流れが活発化すると思っています。版権のエージェンシーとしてだけではなく、現地の出版社、または、著者との共同出版のスキームを作っていきたいと考えています。契約すると、翻訳して、製本して、書店に並んで、回収するまでに大体1年から1年半かかりますので、当事業の収入は、今期より来期、増えると見ています」と現況と今後の展開について語った。
■韓国はクリエイター派遣が順調、医療分野の「レジナビフェア」も順調
韓国のクリエイティブ分野については、「韓国では、法律の改定によりTV局の数が増加しました。それに合わせて、TV局向けのクリエイター派遣が順調に伸長しています。また、決算にあたっては、韓国ウォンと円のレートが期初想定通りとなっていますので、期初の計画通りに推移しています」。
医療分野に関しては、「医師へのニーズは高水準で推移しています。当社としては、北海道から沖縄まで均一のドクター及び病院に対するサービス、アフターケアがしっかりと出来るように拠点政策を進めています。現在の、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡に加え、大宮、高松、那覇に営業所の開設を準備しています。また、医学生、研修医のための臨床研修病院合同セミナー「レジナビフェア」を福岡、金沢、東京で開催していますが、この事業は今期は前年同期比で1.5倍の売上高となっています。決算につきましては、4月に大学医局の人事が集中しますので、第2四半期に売上・利益が集中する傾向にあります。そのため、第1四半期の売上・利益と比較すると第2四半期は大きく伸びる見通しです」。
■弁護士の登録数は4,500人まで伸び、オーダー数増える
「IT・法曹・会計は、まだまだ成長余力があると見ています。昨年と比較すると増収増益で好スタートが出来ました。ITの場合は、クラウド、Android等の技術者が非常に不足している状態です。こちらに関してはアプリケーションソフトの開発者を中心に、新たなリクルーティングのルートを作り始めていますので、その体制が整いますと技術者不足に対応し、ITの分野で大きく成長できる流れが出来るのではないかと思っています。法曹に関しましては、弁護士の登録数は4,500人まで伸びてきています。日本全体の登録者数は3万3,000人ですので、13%以上となっています。今期中には15%を超えると見ています。マーケットは大きくはありませんが、当社へのニーズは伸びており、オーダー数は非常に増えてきています。また、会計に関しては、会計人材の派遣・紹介が拡大しています。リーマン・ショックの影響で落ち込んだ時期もありましたが、現在は回復してきています。また、当社が企画しました書籍『「経理・財務」実務マニュアル』によるセミナー、講演会を通じて認知度の向上を図っています」とセグメント別の現況を語った。
第2四半期に対する進捗率は、売上高54%、営業利益38%、経常利益38%、純利益38%となっている。
利益面で進捗率が50%を下回っているが、第2四半期には医療分野の売上高が集中することから、計画通りといえる。
今期13年3月期連結業績予想は、売上高170億円(前期比7.7%増)、営業利益8億円(同18.4%増)、経常利益8億円(同9.7%増)、純利益3億50百万円(同37.8%増)と増収増益を見込んでいる。
プロフェッショナルに対するニーズは高まっていることから、今後も同社の業績拡大が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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