関連記事
【話題株】三井海洋開発はレアアースの海底資源報道をハヤし急続伸
三井海洋開発 <6269> は29日、275円高の1700円まで上げて急続伸し高値圏で推移、東証1部値上がり率ランキングのトップ8にランクインした。
前日28日夜に続ききょう29日朝も、NHKテレビのニュースで、南鳥島近くの海底の泥に大量のレアアース資源が賦存すると観測報道されたことに反応して同社株などに関連株買いが増勢となっている。
このほか関連株として、日本海洋掘削 <1606> が、383円高の2692円まで上げ、鉱研工業 <6297> (JQS)が、72円高の417円まで上げてそれぞれ急続伸した。
観測報道によると、海底でのレアアース資源賦存を明らかにしたのは東京大学の研究グループで、南鳥島付近の水深5600メートルの泥から日本の消費量の220年余り分の680万トンのレアアースが存在する調査結果となった。
同ニュースには、掘削技術を共同開発している三井海洋開発の島村好秀常務執行役員も登場、早期の実証実験、技術の実用化の必要性に言及した。
海洋資源開発関連では、今年6月16日に経済産業省・資源エネルギー庁が、新潟県佐渡沖の石油天然ガスの基礎調査を発表、中東の中規模鉱区並みの有望鉱区として関連株が、人気化した実績があったばかりであり、「燃える氷」といわれるメタンハイドレートの開発も含め、海洋資源開発関連株の人気化材料として潜在することになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目のリリース】科研製薬の自社株買いは1ヵ月半で上限株数の半分を消化(2012/06/29)
・【注目のリリース】TOKAIホールディングスが株主優待を開始(2012/06/28)
・【特集:クールビズ関連銘柄(1)】盛り上がるクールビズ関連商戦(2012/06/03)
・【建設機械関連株展望(1)】欧州・中国停滞、北米と国内好調、国内リースも繁忙(2012/06/10)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク