【注目の決算発表】フリービットは純益大幅続伸予想も利益確定売りが先行し急反落

2012年6月15日 12:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  フリービット <3843> (東マ)は15日、67円安の482円まで下げて急反落している。前日14日大引け後に4月期決算を発表、前期純利益が黒字転換をキープ、今期も大幅続伸を見込んだが、前期純利益が、下方修正着地して黒字転換幅を縮めたことも響き、前日14日につけた株式分割権利落ち後高値572円を前に利益確定売りが先行している。

  前期業績は、売り上げ、経常利益が期初予想を上ぶれ前々期比9%減収、4.7倍営業増益、4.6倍経常増益となり、純利益が、2億4400万円(前々期は9億2700万円の赤字)と黒字転換した。

  ノンコア事業のアパレル事業子会社の売却やデジタル家電の自社開発・製造事業からの撤退などで売り上げが減収転換したが、MVNO事業の立ち上げやクラウドサービスなどのコア事業への経営資源の集中で、コア事業の売り上げが21%増、営業利益が大幅黒字と改善したことが、営業利益、経常利益のV字回復要因で、純利益は、事業撤退損や投資有価証券評価損、固定資産除却などの特別損失を計上して下ぶれた。

  今期業績は、クラウドコンピューティングインフラのこれまでの先行投資期間が終了し、本格的な成長フェーズに入ることなどから増収増益となり、純利益は、特別損失一巡で6億円(前期比2.4増)と大幅続伸を予想している。

  株価は、分割権利落ち後安値380円から世界初のクラウドアーキテクチャーの開発をバネにしたストップ高を交え年初来高値まで5割高した。PERは15倍台と割安であり、目先売り一巡後の再度の下値切り上げも見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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