【話題】TOPIX3年3ヶ月ぶり700台割れ、リーマンより厳しい評価

2012年6月4日 12:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  TOPIX(東証株価指数)が、16ポイント安の692ポイントと700ポイントを割った。700台割れは2009年3月13日以来、ほぼ3年3ヶ月ぶり。

  日経平均株価は、NYダウ採用銘柄数の僅か30銘柄に比べると225銘柄と多いものの、TOPIXの全銘柄採用に比べると著しく少ない。このため、TOPIXの方がマーケットの実体をより的確に現していると言われ機関投資家等のベンチマークとなっている。

  とくに、TOPIXの場合、金融、建設セクターなどの影響を受けやすいとされる。このため、このところの欧州金融不安の影響による金融株の不振。民主党政権後の「セメントから人へ」政策による建設株不振によって、下げが厳しいものとなっている。日本の現政権に対し、TOPIXが「ノー」を突きつけていることとも言えるだろう。

  2009年3月の安値698ポイントを下回ったことでデータの残っている1990年以降では下値のフシはなくなった。2009年3月は「リーマンショック」後の安値。その水準を今回、下回ってきたことは欧州信用不安がリーマンショックより厳しいものという受取り方となっている。

  当面は今月17日(日)のギリシャの再選挙を待って、欧州金融不安が落ち着くかどうかを見守ることとなるだろう。一方、日本国内では政権交代が行われ、経済成長重視の政策に切り変わるかどうかが注目となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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