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【注目の決算発表】山一電機は小幅黒字転換も利益確定売りが先行し急反落
山一電機 <6941> は21日、8円安の172円と3営業日ぶりに急反落し、5月16日に顔合わせした年初来安値163円を覗いている。前週末18日大引け後に3月期決算を発表、今期業績の黒字転換を予想したが、前期業績が、今年2月の再下方修正値よりさらに再々下方修正されて大幅赤字転落したことを嫌って利益確定売りが先行している。
前期業績は、売り上げが前々期より15%減と減収転換し、経常利益が7億8600万円の赤字(前々期は3億6600万円の黒字)、純利益が15億3700万円の赤字(同1億5700万円の黒字)と落ち込んだ。
売り上げは、2月の修正値を維持したものの、利益は、デジタルカメラ向けのコネクタ製品の需要減、太陽電池モジュール用製品の単価下落、国内半導体メーカーなどの会社更生法手続開始などによる貸倒引当金計上で赤字転落、純利益は、中国、ドイツの子会社の固定資産減損損失計上が響き赤字幅を悪化させた。
今期業績は、スマートフォン・タブレット端末の需要拡大を想定して、新製品開発と顧客サポート体制強化、コスト構造改革、固定費削減を進めて黒字転換、経常利益を2億円、純利益を3000万円と予想した。
株価は、今年2月の前期業績の再下方修正では悪材料出尽くしとして一時199円まで上ぶれたものの、戻り売りが重く安値圏で小動きが続いた。なお年初来安値水準での値固めが続こう。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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