漁業の再開 震災から1年経って福島2%とまり

2012年4月13日 11:00

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 東日本大震災に遭った農業の経営体の復旧状況について、農林水産省がまとめたところ、被害に遭った3万7700の経営体のうち、7割にあたる2万6400経営体が営農を再開していることが分かった。

 一方で、漁業関係では津波被害を含め1万3200経営体のうち、58%にあたる7690経営体が再開できたが、福島県では2%にとどまっていた。

 これは今年3月11日現在でまとめたもので、東日本大震災に遭った農業の経営体の復旧状況・県別では岩手県が95%と多くが営農再開に踏み出していたのに対し、宮城県(54%)や福島県(56%)では5割台にとどまる状況だった。

 また、津波被害に遭った1万200の農業経営体では4090経営体(40%)が営農再開に漕ぎ着けた状況だった。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事