紀伊國屋、POSA技術を活用したギフトカードモールを開始 全国書店チェーン初

2012年4月10日 12:04

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プリペイドカード/ギフトカードモール展開イメージ(写真:紀伊國屋書店)

プリペイドカード/ギフトカードモール展開イメージ(写真:紀伊國屋書店)[写真拡大]

 紀伊國屋書店は10日、インコム・ジャパン(本社:東京都品川区)のPOSA技術(InComm's Fast Card Point of Sales Activation)を活用し、書店チェーンでは初めてとなる本格的なプリペイドカード/ギフトカードモールを導入し、4月10日より全国の店舗にて販売を開始すると発表した。

 顧客の多様なニーズに応えるため、紀伊國屋書店では昨年5月に自社発行の紀伊國屋書店ギフトカードを導入するとともに、様々なプリペイドカード/ギフトカードの取扱いについて検討を続けてきた。今回、POSA技術を導入することにより、豊富な商品ラインナップの確保と、効率的な店頭オペレーションの実現が可能となった。

 また、様々なカードを1つの什器内に集約して展示・陳列する本格的なプリペイドカード/ギフトカードモールを設置することで、店舗内における読者・顧客の視認性を大幅に高められるだけでなく、自社発行の紀伊國屋ギフトカードについても、同モール内に掲出することにより、新たな機会創出効果が期待される。

 なお、ギフトカードモールの導入にあたっては、凸版印刷が提供する紀伊國屋書店ギフトカード向けの管理システムを活用し、インコム・ジャパンとの接続における開発工数・コストの削減と効率的な運用体制の構築を実現した。

 今後、紀伊國屋書店では、各プリペイドカード/ギフトカードと関連性の高い書籍コーナーでの展開や共同キャンペーンなどを強化していくことで、取扱商品のさらなる拡充を図っていく方針。

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