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JFEエンジニアリング、熊本で大型都市環境プラント整備・運営事業を受注
熊本市の大型都市環境プラントの完成イメージ(画像:JFEエンジニアリング)[写真拡大]
JFEエンジニアリングは29日、熊本市より「熊本市新西部環境工場整備及び運営事業」を受注したと発表した。同事業は、都市環境プラント(ストーカ式焼却炉 280t/日)の設計・施工、および20年間の施設運営を一括で請け負うもの。建設工事期間は2012年4月から2016年2月末まで。
今回の総合評価一般競争入札において、同社の提案は、価格審査および非価格要素審査の結果を併せた総合評価にて1位となった。落札額は159億円。なかでも技術面を評価する非価格要素審査においては、自社開発のハイパーZシリーズの最先端技術をベースとした国内トップクラスの発電効率と大幅なCO2削減等の低環境負荷性能が高い評価を獲得した。
さらに同社は、熊本市の象徴である「熊本城」や「日本一の地下水都市」をモチーフとした提案を行った。具体的には、外観は地域のランドマークとして周辺環境との調和を重視したデザインを取り入れ、また見学ゾーンなどの環境啓発設備には随所に水の流れを設けるなど、「水の国」熊本市を具現化した地域の人々が訪れやすい施設としている。
同社が、大型都市環境プラントを受注したのは今年度4件目。これにより、約50%の市場シェアを獲得したことになる。
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