【注目の決算発表】もしもしホットラインは落ち後安値水準から急反発、業績を再上方修正し再増配

2012年2月6日 18:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  もしもしホットライン <4708> は6日、87円高の780円まで上げて74円高の767円と3営業日ぶりに反発し、昨年11月につけた株式分割権利落ち後安値670円に並ぶ安値水準から底上げし、昨年10月につけた落ち後高値797円を窺った。前週末3日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、昨年11月に続く3月通期業績の再上方修正と期末配当の再増配を発表、内需関連の割安株買いが再燃した。

  3月通期業績は、昨年11月の増額値より売り上げを46億円、経常利益を12億円、純利益を5億6000万円それぞれ引き上げ、純利益は、44億円(前期比15%増)と増益転換率を拡大する。一部バックオフィス業務の生産性向上で処理量が増加して売り上げが伸長、新たな大型業務も受託したことが、再上方修正要因となった。

  配当は、昨年11月に期末配当を期初予想の13円から14.5円に引き上げたが、さらに18.5円にアップさせ年間45.5円へ増配、10月1日を効力発生日にした株式分割(1対2)を勘案すると実質で前期比8円の増配をする。

  株価は、株式分割権利落ち後に今期業績の上方修正と期末配当増配を発表したが、逆に落ち後安値まで売り込まれ安値水準でもみ合ってきた。PER12倍台の割安修正で高値抜けから上値評価が想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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