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【注目のリリース】大塚商会は今期もITの省電力サービスなど進め増収増益見込む
■前12月決算は営業利益21.5%増加
大塚商会 <4768> は1日の大引け後に2011年12月期の連結決算(1~12月)を発表。東日本大震災、原発事故発生による電力不足などに見舞われたものの、売上高は前年同期比3.2%増となり、営業利益は同21.5%増加、純利益も同19.9%増と好調だった。
システムインテグレーション事業では、企業システムの更新需要やIT投資の需要に積極対応し、パソコンやサーバ、複写機などが好調。サービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」が堅調に推移し、導入システムなどの保守も好調。計画停電などに対応するサポートや関連必要品の需要もあった。
今期は、西暦2000年問題対応のために導入したシステムの更新需要2巡目、IPv6対応などによる買い換え・更新需要、タブレット端末の活用などによるIT市場の活性化や新たな市場の創出が期待されているほか、昨年に引き続き、省電力パソコンやサーバの導入、電力使用量削減に関連したバックアップサービスなどに対応し、業績予想は、売上高を前期比3.1%増の4930億円、営業利益は同3.9%増の240億円、純利益は同6.3%増の135.5億円とした。
株価は1月中旬から再び上値を追う相場になり、本日5650円(190円高)まで上げ、昨年11月の高値5660円に迫った。終値は5580円(120円高)。11月高値を更新すれば6200円前後まで上値余地が開ける半面、抜けない場合は5400円前後を下支えに上値再挑戦を目指す動きが見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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