【外国為替市場展望:ドル・円相場】FOMCを機に動意付く可能性も

2012年1月22日 13:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【外国為替市場フューチャー:1月23日~27日のドル・円相場】

■1ドル=76円台~77円台想定、24日~25日の米FOMCが重要イベント

  来週(1月23日~27日)のドル・円相場については、引き続き概ね1ドル=76円台~77円台での推移が想定される。手掛かり材料難で小動きの可能性が高いだろう。ユーロ売り圧力は緩和しているが、ドル・円相場に与える影響は限定的だろう。

  ただし25日には、米FOMC(連邦公開市場委員会)(24日~25日の開催)後の声明と経済見通しの発表が注目される。今回は金融政策に大きな変更はないとの見方が優勢だが、メンバーの政策金利見通しが初めて公表される予定であり、バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見とともに、その内容次第では動意付く可能性もあるだろう。

  前週(1月16日~20日)のドル・円相場は、概ね1ドル=76円台後半~77円台前半で推移した。手掛かり材料難でユーロの動向に関心が集まったが、ユーロ売り圧力が和らいでもドル・円相場への影響は限定的であり、結果的には狭いレンジでの小動きに終始して膠着感を強めた。週末20日の海外市場で終盤は1ドル=77円00銭近辺だった。

  ドル・円相場に関しては、1ドル=76円台後半~77円台前半の狭いレンジでの展開が続き、膠着感を強めている。米FRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和策第3弾(QE3)に対する思惑や、ドル買い・円売り市場介入への警戒感などもやや後退し、重要イベントを通過しても動意に乏しい状況が続いている。

  ユーロ圏主要国の国債入札と利回りの動向には引き続き注意が必要だが、一方では良好な米主要経済指標を受けて、米景気の先行きに対して楽観的な見方が広がり始めている。米長期金利が上昇傾向を強める可能性もあるため、24日~25日の米FOMCを機に動意付く可能性もあるだろう。

  当面の注目スケジュールとしては、23日のEU財務相会合、23日~24日の日銀金融政策決定会合、24日のEU財務相理事会、米2年債入札、米大統領一般教書演説、IMF世界経済見通し発表、24日~25日の米FOMC、25日の米11月住宅価格指数、米5年債入札、26日のECB理事会(金利発表なし)、米12月耐久財受注、米12月シカゴ連銀全米活動指数、米12月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米12月新築一戸建て住宅販売、米新規失業保険申請件数、米7年債入札、27日の米10~12月期GDP速報値、米1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値などがあるだろう。

  その後の注目イベントとしては、30日のEU首脳会議、31日の米予算局「予算と経済見通し」公表、2月1日の中国1月PMI、ユーロ圏1月消費者物価指数速報値、米1月ISM製造業景気指数、3日の米1月雇用統計、9日のECB理事会(金利発表)などが予定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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