ノジマは自己株式立会外買付取引も利益確定売りで急続落

2011年12月20日 11:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ノジマ <7419> (JQS)は20日、27円安の585円まで下げて続落している。前日19日大引け後に今年11月1日に取締役会決議した自己株式取得を立会外買付取引で実施すると発表したが、反応は薄く利益確定売りが増勢となっている。

  取得する自己株式は、11月に上限とした22万株(発行済み株式総数の1.17%)、取得総額2億円で、前日終値612円できょう20日寄り付き前の8時45分に立会外買い付けした。自己株式取得は、11月の取締役会決議のあと、11月29日には買付期限を12月31日まで延長し、今回さらに立会外買付取引に変更した。きょう10時には取得結果を発表、取得株式数は21万6200株、取得総額は1億3231万円となった。

  株価は、11月に自己株式取得と同時に今3月期単独業績を上方修正し700円台にタッチしたが、12月13日には3月通期連結業績を下ぶれ修正したことが響き600円台を試す調整となった。PERは3倍台と下げ過ぎを示唆しており、下値からのリバウンド展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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