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【株式市場】欧州の貿易収支など気にする中グリーが反発しオリンパス続落
■東証1部銘柄は30%が高い
16日後場の東京株式市場は、引き続き強含みのまま一進一退。夜にユーロ圏の10月貿易収支の発表などがあるとして、欧州通貨や欧州株式の動きを気にする様子があった。材料株や思惑株を個別に物色する動きが中心。
中で、ここ下げた銘柄を買い直す動きはあり、ディー・エヌ・エー <2432> が5.2%高、グリー <3632> は0.5%高となり各々野村證券の積極評価を受けて4日ぶりに反発。オリンパス <7733> は、損失隠しが1999年に一度発覚したことがあったと伝えられ、上場の可否の判定に響くと一時1000円を割ったものの、後場は持ち直し3.5%安の1004円(37円安)。東証1部の値上がり銘柄数は495銘柄(約30%)だった。
本日新規上場となった電子部品企業ダブル・スコープ <6619> は、9時14分に2300円で売買が成立。公開価格2500円に対しては軟調。終値は2193円。売買代金・出来高とも所属市場の2位。
日経平均は小反発。前場の高値8433円18銭(55円81銭高)に迫る水準で堅調推移となり、大引けは8401円72銭(24円35銭高)。
東証1部の出来高概算は、14億7915万株、売買代金は9270億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は495(前引けは709)銘柄、値下がり銘柄数は1000(前引けは727)銘柄。
また、東証33業種別指数は12業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、電力・ガス、水産・農林、食料品、医薬品、証券・商品先物、倉庫・運輸、その他金融、パルプ・紙、など。
一方、値下がり率上位は、繊維製品、輸送用機器、卸売り、空運、非鉄金属、その他製品、石油・石炭、不動産、陸運、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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