【注目の決算発表】ヤマダ電機は2Q業績上ぶれ着地も利益確定売りが先行

2011年11月10日 16:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ヤマダ電機 <9831> は10日、130円安の5680円と反落した。9日大引け後に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計決算が、今年8月の上方修正値を上ぶれて着地し市場コンセンサスをオーバーしたが、前日の米国NYダウの急落を受けて日経平均株価が、200円幅を超える急落となっていることも響き、利益確定売りが先行した。

  2Q累計業績は、利益が、8月の増額値を67~78億円上ぶれ前年同期比2%減収、28%経常増益、44%純益増益と期初の減益転換予想が増益転換し、純利益は、市場コンセンサスを70億円弱上回った。

  7月25日の地上デジタル放送移行後は、前年の猛暑・残暑の反動もあって家電量販店の店舗間競争が熾烈化したが、28店舗を新規開設(閉鎖5店舗)し、節電意識の高まりで高省エネタイプのエアコンや扇風機、太陽光発電システム、LED照明、LED電球が伸長、スマートフォンを中心に携帯電話が好調に推移したことなどが寄与した。

  3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、770億円(前期比8%増)と連続過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、節電・暑さ対策製品や地上デジタル移行関連商品の特需思惑で年初来高値7080円まで買い進まれ、特需一巡で5410円まで大幅調整したが、エス・バイ・エル <1919> への株式公開買い付けの見直しで5980円までリバウンドしてもみ合っていた。全般市場の落ち着きを待ってPER6倍台の下げ過ぎ訂正が再燃しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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