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日本ガイシの石川工場が操業開始 自動車排ガス浄化用セラミックス生産の国内第2拠点
日本ガイシの石川工場(写真提供:日本ガイシ)[写真拡大]
日本ガイシは21日、自動車排ガス浄化用セラミックスを生産する新拠点、石川工場(石川県能美市)の本格操業を同日開始したと発表した。
石川工場は、本社工場に次ぐ自動車排ガス浄化用セラミックスの第2の国内生産拠点として 2010年3月から建設を進めてきた。世界8カ国にわたるグローバルな生産体制の中で、新製品の量産立ち上げと新技術の開発の一端を担う。自然災害などの不測の事態が発生した場合に製品の安定供給を確保する上でも重要な役割を果たす。
生産能力は年間800万個で、生産設備にはエネルギー効率が高く、CO2の排出量が少ない焼成炉などの最新技術を導入し、環境に配慮するとともに高い生産性を実現している。
近年の世界的な自動車排ガス規制の強化に伴い、自動車排ガス浄化用セラミックスの需要は中長期的に拡大する見通し。市場の拡大とともに生産量を増加させ、雇用や事業活動を通じて地域経済へ貢献できるよう努めていくという。
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