【注目の決算発表】ビックカメラは連続最高業績予想、超割安修正の再発進へ

2011年10月14日 18:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ビックカメラ <3048> は13日大引け後に8月期決算を発表、前期業績は、前々期比0.6%増収、89%経常増益、51%純益増益と大幅続伸した。

  2店舗を新規出店し、ネットモール「楽天市場」にもオンラインストアを開店、家電エコポイント制度変更前の駆け込み需要に加えて、東日本大震災・原発事故・電力供給制限に伴う節電製品、暑さ対策商品の販売が伸び、売上総利益率の改善や業務の効率化も相乗して最高業績につながった。

  今期業績も、前期開店の新店舗のフル寄与や来年夏の新宿東口店のオープンなどが上乗せとなることから続伸を予想、純利益は、125億円(前期比38%増)と前期の過去最高を大幅に連続更新する。

  株価は、4月の前期第2四半期累計業績の上方修正、節電・暑さ対策関連特需思惑、第3四半期の好決算と好材料が続いて年初来高値5万1700円まで買われ、10月6日の前期業績の上方修正では4万円台下位の小動きと反応は限定的な動きにとどまった。値幅・日柄調整は十分で、改めてPER5倍台、PBR1倍割れの超割安修正に再発進しよう。14日は500円安の4万350円と反落した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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