【注目の決算発表】J.フロントは2Q再増額業績発表も利益確定売りが交錯しもみ合い

2011年10月12日 18:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  J.フロント リテイリング <3086> は12日、3円安で寄り付いたあと3円高の370円まで引き戻したが終値は変わらずだった。11日大引け後に9月26日に再上方修正した今2月期第2四半期(2Q)決算を発表、減益転換率が縮小するが、利益確定売りも交錯した。

  2Q業績は、前年同期比2%減収、6%経常減益、37%純益減益と落ち込んだが、減益転換率は期初予想から大きく縮小した。東日本大震災直後の首都圏店舗の営業時間短縮や消費マインド冷え込みが響き連続減収となったものの、百貨店事業で「新百貨店モデル」の大丸梅田店を4月に全店オープンし、大丸札幌店に女性向けスペシャリティゾーン、大丸心斎橋店に新生活雑貨フロアを各導入・構築し、経費構造の抜本的な見直しや人的生産性を中心とする経営向上に取り組んだことなどが要因となった。

  2月通期業績も9月の再上方修正通りに減益転換率を縮小、純利益は76億円(前期比14%減)と予想している。

  株価は、東日本大震災発生でつけた上場来安値262円への突っ込み買いで100円高し、今期業績の減収減益予想で300円台を確認する下値調整となったものの、6月、9月と続いた業績上方修正や銀座松坂屋再開発計画決定などで390円の戻り高値をつけ高値でもみ合っていた。PER評価では割高だが、PBRは0.6倍と割り負けており、売り長で逆日歩のつく信用好需給もフォローして一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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