日産、タイで新型「アルメーラ」を発売 同国初のセダンタイプエコカー

2011年10月7日 21:26

印刷

 日産自動車は7日、同社の子会社であるタイ日産自動車会社(以下、タイ日産)が同日、タイで、同国で初となるセダンタイプのエコカーとして、新型「アルメーラ」を発売したと発表した。タイ全土の日産ディーラーで販売される。

 新型「アルメーラ」は、サムットプラカーン県にあるタイ日産の工場で生産される。ラインアップとして、6つのグレードおよび6色のボディカラーを設定した。価格は、42万9,000タイバーツから59万9,000タイバーツ(107.3万円から150.0万円)。

 同モデルは、タイ政府によるエコカー政策に適合する同国初のセダンで、タイ日産が今年7月に発表した新中期経営計画「パワーアップ2016」において最初に投入する車種となる。

 発売イベントに出席した日産の最高執行責任者である志賀俊之氏は、「アセアン地域は、当社の将来におけるさらなる成長に向けた重点市場の1つであり、その中でもタイは特に重要な戦略的拠点となっている。本日革新的でエキサイティングな『アルメーラ』を発売するが、これはタイ市場に対する我々の強い決意を示している」と語った。

 同モデルは、スタイリッシュな外観と他のサブコンパクトカーを凌駕する広々とした室内空間、クラストップの快適性や利便性を兼ね備えており、かつてないドライビング体験を提供する。

 最高出力79PS(最高トルク106Nm)の3気筒1.2リッターエンジンを搭載し、トランスミッションは、5速MTとエクストロニックCVTを採用した。日産独自の先進技術であるアイドリングストップ機能も搭載し、スムーズな走り、120g/kmの低CO2排出量、20km/Lの低燃費など、多くの価値を提供する。

 さらに、同社の環境に配慮した低排出ガス技術である「PURE DRIVE」も搭載されており、タイ工業省傘下のタイ投資委員会が制定するエコカープログラムに基づき開発され、全ての要件を満たしてエコカー認定を受けた。

 また同モデルは、軽量化と高剛性を両立させ、高い燃費性能を実現するVプラットフォームを採用しており、「マーチ」に続く同プラットフォーム車の第2弾となる。

 昨年、タイにおいて「マーチ」は、初年度の計画を大きく上回る2万8000台を販売し、過去1年6ヶ月の累計受注台数は5万台を上回った。また、「最も環境に配慮したクルマ」および「1200cc以下のベスト乗用車」にも選ばれている。

 タイ日産は、2010年3月にタイ初のエコカーとして投入したハッチバックモデルである「マーチ」の好調な販売に続き、今回、「アルメーラ」を発売することで、同国のエコカーセグメントにおいてリーダーとなることを目指す。
 

関連記事