【引け後のリリース】日産自動車と三菱自動車が「フーガ」と「ミニキャブ・ミーブ」を相互供給

2011年9月23日 19:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■国内OEM事業の拡大で合意

  日産自動車 <7201> と三菱自動車 <7211> は22日の大引け後、国内OEM(相手先ブランドによる生産)事業の拡大で合意したと発表した。日産自動車からは、上級セダン「フーガ」を2012年夏から供給開始。一方、三菱自動車からは、電気自動車の軽商用車「MINICAB―MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の2012年度中の供給実現に向け、検討を開始する。ミニキャブ・ミーブは、三菱自動車にとっても11年中の発売を目指す当面の切り札的な新車。

  両車は、2010年12月に事業協力関係の拡大について合意。2011年6月には、日本国内での軽自動車事業に関わる合弁会社「株式会社NMKV」を設立。日産自動車から三菱自動車にミニバン「NV200 バネット」を11年10月の予定で供給開始するなどの協力が進んでいる。

  日産自動車の22日の株価は小幅続落となり、終値は643円(19円安)。年初来の安値は8月23日の619円で、日経平均が後場一時8545円46銭(195円70銭安)まで下げ、大引けも8560円26銭(180円90銭安)だった割に下値が固かった。

  三菱自動車の株価も終値は97円(3円安)で、8月の安値91円間では「余裕」。9月に入ってからは96円~101円で推移している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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