日立コンシューマ・マーケティング、EV・PHV向け充電スタンド:法人向け・家庭向けの2タイプ

2011年8月24日 15:41

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日立コンシューマ・マーケティングが11月に発売する電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)向けの充電スタンド「エネタス」

日立コンシューマ・マーケティングが11月に発売する電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)向けの充電スタンド「エネタス」[写真拡大]

 日立コンシューマ・マーケティングは24日、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)向けの充電スタンド「エネタス」を11月から発売すると発表した。国内の主要EV・PHVに対応し、法人向けの「スタンダードタイプ」と家庭向けの「スリムタイプ」の2タイプを販売する。

  スタンダードタイプは、日立オートモティブシステムズの100%子会社トキコテクノが製造するもので、企業の駐車場や店舗、公共施設など、たくさんの人が行き交う場所に設置できるようロック機能を搭載している。上位機種は液晶パネルを装備し、最大100件のIDの登録とID別の使用履歴の管理ができる。有線LANを使って利用履歴、簡易充電量等を通信することも可能。価格は廉価版の「ENT-TTA1」が42万円で、上位機種の「ENT-TTA2」が63万円。

 スリムタイプは、家庭や個人事業者などでの使用を想定した日立電線製の製品。幅29cm、奥行き11.5cmの大きさで狭いスペースの設置にも向く。充電コネクタやケーブルも本体に収納し、省スペース化できる。価格は29万4,000円。

 日立CM、日立電線、トキコテクノは今後も連携強化を図り、誰でも簡単に使える充電インフラづくりへ取り組んでいくとしている。

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