日本エム・ディ・エム:12年5月期連結業績予想は増収大幅増益

2011年8月18日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■9時30分現在で前日比6円高の173円と反発しているが、まだ底値圏

  骨接合材の日本エム・ディ・エム <7600> の株価は、9時30分現在で前日比6円高の173円と反発しているが、まだ底値圏といえる。

  今期は決算期を5月から3月に変更するため、10か月の変則決算で、売上高8,850百万円、営業利益520百万円、経常利益420百万円、純利益200百万円を見込んでいる。決算期変更のため前期との増減の比較が出来ないことから、同社では参考資料として、12年5月期連結業績予想も発表している。

  12年5月期連結業績予想は、売上高10,300百万円(前期比8.1%増)、営業利益700百万円(同30.6%増)、経常利益590百万円(同2.88倍)、純利益280百万円(同3.93倍)と増収大幅増益を見込む。

  しかし、7月22日の決算説明会後、株価はジリジリ下げて160円台で推移していた。

■人工関節分野では、国内でも自社開発製品の販売開始を予定

  今期は、国内で4億程度、北米で3億5000万円程度の売上増を見込んでいる。国内の骨接合材料につては、自社開発製品を投入することで、利益率がアップする。更に、OMフェモラルネイルの売上が今非常な勢いで伸びている。また、ナカシマメディカルの製品を8月から全国で販売を開始している。人工関節分野では、米国で売上を伸ばしているが、国内でも自社開発製品の販売開始を予定している。既に地域限定販売は開始しているが、10月から全国販売を予定している。更に、3月末に新製品として臼蓋カップの販売を開始した。骨盤に使うもので、慢性疾患にも使われ、シナジー効果を持って売上を伸ばすことができる。

  株価は底値圏で、今期の業績を反映しているものではない。今後の株価反発は濃厚といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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