NEC、家庭内の電力消費を“見える化”する「HEMS」 住宅メーカー向けに販売

2011年7月26日 17:14

印刷

家庭内の電力利用量や電気料金をクラウドを利用して見える化できるシステム「HEMS」のPC画面イメージ

家庭内の電力利用量や電気料金をクラウドを利用して見える化できるシステム「HEMS」のPC画面イメージ[写真拡大]

 NECは26日、家庭内の電力利用量や電気料金を、クラウドを利用して「見える化」できるシステム(HEMS)を、住宅メーカーや工務店などの企業向けに8月1日から販売すると発表した。

 同システムは、家庭に設置されている分電盤のブレーカーごとにセンサーを取り付けて家庭内の電力利用量を“見える化”するもの。部屋単位の電力消費量、太陽光発電システムの発電量、電力系統網からの買電量、同系統網への売電量などを計測し、家庭のPCからインターネットを通じて数値を確認したり、傾向分析などができる。

 分電盤のメーカーを問わず、新築、既築、いずれの住宅にも設置することが可能。また、ブレーカーごとに測定するため、家庭内で使用している家電製品の種類・メーカーを問わずに利用できる。

関連記事