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京セラ、福島棚倉工場に太陽電池を増設、さらなる節電を図る
記事提供元:エコノミックニュース
京セラは30日、東北電力管内にある福島棚倉工場(福島県東白川郡棚倉町)に、太陽光発電システム194kWを増設し、同日より稼動を開始したことを発表した。同工場には、すでに昨年9月に36kWの太陽光発電システムが導入されており、今回増設したシステムと合わせると太陽電池導入量が230kWとなる。これは京セラグループの国内拠点で最大だ。これによって京セラは、グループ全体で合計26ヵ所、2.2MW以上の太陽光発電システムが稼動することになる。
同社は、これまでも環境負荷低減のため本社ビルをはじめ、工場や事業所など、国内外の各拠点に太陽光発電システムを積極的に導入してきた企業である。そんな中、この7月1日より東北電力管轄内で電力使用制限令が発動されることを踏まえ、同社はさらなる節電の実現に向けて検討を開始。今回の福島棚倉工場への太陽光発電システムの増設に至った。
このシステムによって同工場では、ピーク電力の約8.2%を削減できる見込みであると同社は発表している。さらに、自家発電機の設置や冷房温度28℃の徹底、不要な照明の消灯、パソコンの省エネモード設定など、様々な節電に関する取り組みによって、政府が策定した基準である15%の電力の削減を図る。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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