日産とJAF、電池切れEV救援の実証運用:ロードサービスカーで充電

2011年6月6日 17:02

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日産自動車と日本自動車連盟(JAF)は、電気自動車(EV)を充電する機能をもったロードサービスカーで、電池切れ(電欠)となったEVの救援を行う実証運用を開始すると発表した。

日産自動車と日本自動車連盟(JAF)は、電気自動車(EV)を充電する機能をもったロードサービスカーで、電池切れ(電欠)となったEVの救援を行う実証運用を開始すると発表した。[写真拡大]

 日産自動車と日本自動車連盟(JAF)は6日、電気自動車(EV)を充電する機能をもったロードサービスカーで、電池切れ(電欠)となったEVの救援を行う実証運用を7日から開始すると発表した。

 実証運用では、日産が試作開発した充電システムを搭載するロードサービスカーを使用。JAFが、ロードサービスカーを神奈川支部に配備し、実際のロードサービス業務の中で実証運用していくという。

 両者は、実証運用によってロードサービスカーの実用化を目指し、将来的にEVの電欠による立ち往生の可能性に対するセーフティネットの構築に役立てていくとしている。

 JAFの専務理事、久米正一氏は声明で、「すでに、ロードサービスの現場では、全車両に絶縁グローブとゴーグルなどを装備し、EV救援対応をしている」「今後、EV普及のテンポや救援要請の状況にあわせ、積極的に対応をすすめていきたい」とコメントしている。

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