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【話題株】電通は米Facebook社との業務提携をテコに昨年来高値更新
電通 <4324> は、204円高の2800円まで買い進まれて3営業日続伸し、昨年4月につけた昨年来高値を更新した。
前日28日大引け後に米Facebook社(カリフォルニア州)とソーシャル・サイト「Facebook(フェイスブック)」を活用した広告主向けサービスのサポートに関する業務提携締結を発表、売り方の買い戻しを交え評価する買い物が増勢となっている。
「Facebook」は、世界で5億人を超える人が交流する「究極の交流サイト」として、このところの北アフリカの政権崩壊ドミノが、「フェイスブック革命」と呼ばれるなどその影響力の大きさが注目されており、多くの企業が、同サイトを活用したマーケティング活動をしている。
今回の提携で、電通は広告主や媒体社に対して新たなコミュニケーション戦略やマーケティング活動の提案、実施を進め、新広告手法による新収益創出を目指し、プレミアム広告を独占販売する。同社は、今3月期業績も、昨年8月に下方修正したものを11月、今年2月と相次いで上方修正するなど好調に推移している。
このため株価も、昨年10月の昨年来安値1858円から底上げ、800円幅のリバウンドをした。ただ純利益は、減損損失計上で相次ぎ下方修正したため、株価上昇とともに信用売り残も積み上がり、売り長となるとともに逆日歩がつく好需給となっている。投資採算的に割高だが、売り方の買い戻しもフォローし、昨年来高値抜けから一段の上値追いを支援しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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