【銘柄診断】バイリーンは反落も花粉症関連で業績再増額・増配に見直し余地

2010年12月30日 16:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本バイリーン <3514> は30日、2円安の419円と変らずを含めて4日ぶりに反落した。正月休暇入りを前に利益確定売りが先行しているが、新年相場のテーマ株に花粉症関連株が浮上するとの観測も根強く、この有力株の一角として同社の再上方修正された今3月期業績と増配が見直され、割安修正買いが再燃する展開も想定される。

  花粉症関連株は、環境省が、12月24日に来春の花粉飛散量予測の第1報を発表し、昨シーズンより飛散量が増加し全国的に症状が重症化するとしたことから、インフルエンザの流行期入りと合わせて動意付いた。環境省は、1月下旬にも精緻予測の第2報を発表予定で関連株相場の本格化も想定される。

  同社は、マスク向け不織布のトップ企業であり、関連株の常連株だが、業績そのものは、主力の自動車用フロアマットの好調推移で今3月期業績を2回も上方修正、純利益は23億円(前期比81%増)と大幅続伸を見込んでいる。配当は、年間14円(前期実績10円)に増配する。

  株価は、相次ぐ業績増額で400円台を回復し、花粉症関連人気で上値を窺っていた。PERは9倍台、PBRは0.7倍、配当利回りは3.3%と割り負けており、新年相場入りとともに修正高が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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