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一般ゴミをバイオ燃料に変えるプラントにゴーサイン
danceman 曰く、
米国ワシントン州パスコに所在するGreen Power社(GPI)は、一般廃棄物をバイオ燃料に変えるプラントの建設の受注を世界中から受け付けているという。契約金は20億米ドルだそうで、このほどプラントの建設も開始されたそうだ(本家/.)。
同プラントは、現地の自治体で回収されたゴミを原料に、石油よりも高品質な燃料を製造する。また、一日に100トンのゴミから、12,000ガロンのディーゼル燃料を作り出す製造能力を持ち、同バイオ燃料は一ガロン当たり78セントと、石油より安価であるという。
2009年8月にGPIは、ワシントン州生態省への提出資料が不十分だったことから、「大気品質が基準に達していない」と閉鎖を迫られてたが、今年2010年9月8日、米国環境保護庁(EPA)はGPIの製造方法が「燃焼に頼らず、一般廃棄物や有機廃棄物をCDP(低圧の触媒重合プロセス)で処理する事で分子レベルまで分解し、また生分解に時間のかかるポリマーを生分解性の高い炭化水素に変える」ものとして「焼却炉」としたワシントン州生態省の言い分を覆している。
GPIのCEO、Spitzauer氏はノンビリ屋であり、時間厳守が当たり前のこの時代にそぐわない気質であるようだが、GPIの環境に優しい燃料の製造プラントはこの時代に不可欠であり、世界のため、そして彼の「愛するプロジェクト」のため、今後は資料の不備などなきようお願いしたいものである。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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