ギックス 1Qは営業損失も通期予想は据え置き、Databricksパートナー認定を取得
*09:41JST ギックス---1Qは営業損失も通期予想は据え置き、Databricksパートナー認定を取得
ギックス<9219>は10月30日、2027年6月期第1四半期(2026年7月-9月)連結決算を発表した。売上高は5.69億円(前年同期比3.3%減)、営業損失が1.29億円(前年同期は0.24億円の利益)、経常損失が1.30億円(同0.13億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.86億円(同0.07億円の利益)となった。当期より目標指標としたコア営業損益は1.13億円の損失(同0.27億円の利益)。大型案件の開始時期変更や規模の縮小・中止が複数重なり、売上が低水準にとどまったことが業績に影響した。同社では、大型案件の変動を吸収できる中規模クライアント層の拡大を課題と捉えている。自己資本比率は61.2%と前期末の59.8%から上昇している。
当第1四半期は、Databricks社のConsulting&SIパートナー認定を取得し、同社プラットフォームを活用したデータ基盤の構築・高度化やデータ・AIの業務実装に関する支援体制を強化した。また、LINEヤフーが発足した中小企業の事業成長と地域経済の活性化を目指す組織体にTechnology Partnerとして参画し、プラットフォーム「マイグル」などのLINEミニアプリ提供を通じて中小企業の顧客理解深化を支援する取り組みを開始した。さらに、富山エアポートとの包括連携協定に基づき、地方におけるデータ・AI人材の雇用創出や空港データを活用した運営高度化、新たな産業・サービス創出を推進する拠点として、富山空港内にオフィスを開設した。
今後は大型案件の獲得を継続しつつ、中規模クライアント層の拡大と、AI・データアセット活用による生産性向上・収益機会拡大を進める方針だ。2027年6月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高30.00億円(前期比8.5%増)、コア営業利益1.33億円(同43.7%増)、営業利益1.00億円(同295.3%増)、経常利益0.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益0.50億円を見込む。2025年10月に子会社化したメイズの通年寄与と、オーガニックな成長を目指している。配当は前期と同額の年間53円50銭(中間26円50銭、期末27円00銭)を予定し、配当予想の修正はない。《KT》
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