米国株高を映して買い先行へ/日経225・本日の想定レンジ

2026年11月5日 08:25

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記事提供元:フィスコ

*08:25JST 米国株高を映して買い先行へ
[本日の想定レンジ]4日のNYダウは1569.40ドル高の53356.12ドル、ナスダック総合指数は364.50pt高の25736.51pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比680円高の63130円だった。5日の東京市場は、4日の米国株高を映して買い先行で始まることが予想される。4日の東京市場は、米中間選挙で人工知能(AI)規制に前向きとされる野党民主党が勝利する見通しとなり、半導体・AI関連株中心に売りが膨らみ、日経平均は一時60030円まで下押した。ただ、中間選挙の大勢が明らかになると、材料出尽くし感から買い戻しの動きが強まり、日経平均は大引けにかけて戻り歩調となった。ローソク足は、下ヒゲの長い陰線を描いたものの、下値での押し目買い意欲の強さを確認する形となった。4日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだった。中間選挙での民主党の圧勝を受け、トランプ米大統領が「民主党と多くの点で協力できる」と語ったことや、「ねじれ状態」となる議会では急激な政策転換が抑制されるとの見方から、買いが優勢となり、NYダウやナスダック総合指数、S&P500種株価指数は上昇した。半面、AI規制の強化への警戒感からデータセンターなどAI関連株には売りが膨らみ、SOX指数は続落した。一方、ナイトセッションの日経225先物は63000円台を回復するなど上昇しており、5日の東京市場は、主力株中心に買い戻しの動きが続きそうだ。また、与党共和党の大敗を受け、トランプ米大統領が直ちにイラン攻撃を再開する可能性が低下し、外交的な紛争解決に注力するとの見方が一部で浮上したため、中東地域のエネルギー供給の混乱の長期化懸念が後退したことなどから原油価格が大幅に続落したことも投資マインドの改善に寄与することが想定される。中間選挙という重要イベントを通過したことで、あく抜け感から買い戻しの動きが強まることも予想される。一方、トランプ米大統領は自身のSNSに拒否を意味する「VETO」と書かれた赤い帽子の画像を掲載しており、議会と対立した場合は拒否権を行使する考えを示したものとみられ、今後もトランプ大統領の発言などには警戒が必要だろう。このため、一本調子の上昇とはなりにくく、買い一巡後は様子見姿勢が強まる可能性もありそうだ。上値のめどは、心理的な節目の64000円や65000円、75日移動平均線の65632円、25日移動平均線の65814円。下値のめどは、心理的な節目の200日移動平均線の61886円や心理的な節目の61000円、7月29日安値の60448円、心理的な節目の60000円などが挙げられる。

[予想レンジ]上限63500円-下限62500円《SK》