『艦これ』公式Twiiterが一時、謎の凍結に!その真相は?

2018年2月24日 08:02

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 人気シュミレーションゲーム『艦隊これくしょん-艦これ-』の公式Twitterが22日、突如Twitter社により一時「凍結」され、多くのファンを驚かせる事件が起きた。

 今年で5周年を迎えた『艦これ』だが、公式ツイッターのフォロワーは凍結前までは137万人を誇っていた。その後21時からアカウントは復活を果たしたようだが、「ゼロ」にリセットされたフォロワー数は、たった一時間後には35万人までに復活を遂げている。

■虚偽通告により『艦これ』アカウントが一時凍結か


 今月22日の11時前後、人気シュミレーションゲーム『艦隊これくしょん』(以降『艦これ』)の公式Twitterアカウントが突如凍結された。

 戦艦ブームの火付け役ともなり、アニメ化などでも話題となった『艦これ』。DMMゲームの登録ユーザー数は現在460万人を超え、その公式Twitterは137万ものフォロワーを誇っていただけに、今回の出来事は関係者ならびに多くの人々から関心が寄せられていた。

 同日18時頃にはDMM GAMESの「運営鎮守府からのお知らせ」上で、公式Twitter凍結についての詳しい情報を発表。それによると「『艦これ』開発/運営公式ツイッター【@KanColle_STAFF】のアイコン画像を自分が描いた」と第三者から連続して虚偽通告が行われ、これを受けたTwitter社が「DMCA著作侵害」により『艦これ』公式Twitterのアカウントを“凍結”したというのだ。

 その後21時頃になると、角川やDMMなどの協力を得ながら『艦これ』公式Twitterの凍結はようやく解除。それに伴い公式Twitterの第一声が「凄い…フォロワー数がゼロになってる…。それはそれで凄い。」と、137万ものフォロワーが凍結により一旦ゼロへと“リセット”されてしまった驚きを語っている。

■いくつもの憶測や推測が飛び交った凍結の理由


 今回の『艦これ』公式Twitter凍結の前に、本ゲームでは日本軍が苦戦する史実に基づいたイベント「レイテ沖海戦(後篇)」が行われていた。そのため多くのファンからは、「レイテ海戦の呪いでは?」との声があがっていたのだ。

 他にも擬人化された美少女の肌の露出がアウトだったとか、作品中に登場する航空母艦「Essex(エセックス)級」が性的表現として引っ掛かったためではないかなど、ファンの間ではいくつもの憶測や推測が実しやかに飛び交っていた。

 この日公式Twitterが凍結したのは『艦これ』だけではない。実は『艦これ』が凍結した11時頃からわずか2~3時間後、「カドカワゲームス」公式Twitter【@Kadokawa_Games】も“凍結”させられていたのだ(22日23:45現在も凍結中)。「カドカワゲームス」と言えば『艦これ』とは切っても切れない関係。同じ日に関連業態へと続けて起きた凍結騒動に、各界からも様々な意見が寄せられているようだ。

 今回『艦これ』公式Twitter凍結騒動の原因となった「DMCA」に基づく申請については、以前からTwitter社の機械的な“凍結”判断と共に問題視されてきた。

 現在Twitterは様々な広告アナウンスに使用され、私たち日本人にとってなくてはならない存在となっているツールなだけに、これからの動向に注視したいと思う。(記事:高塔・記事一覧を見る

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