おもちゃの王様、天国に旅立つ!「リカちゃん」「トランスフォーマー」「フラワーロック」などのヒット商品を生み出した故人を偲んで「佐藤安太 旅立ちを祝う会」開催

プレスリリース発表元企業:一般財団法人日本玩具文化財団

配信日時: 2019-06-10 18:00:00

一般財団法人日本玩具文化財団(理事長:佐藤 豊彦/所在地:東京都千代田区)は、株式会社タカラトミー(代表取締役社長:小島 一洋/所在地:東京都葛飾区)と共同で、「佐藤安太 旅立ちを祝う会」を、2019年6月10日(月)パレスホテル東京2階「葵」にて開催いたしました。

おもちゃメーカー・元タカラの創業者であり、日本玩具文化財団の創設者の佐藤 安太への最後のお別れの場として、約1,200人が来場。アイデアに生きた故人に因み、厳かな中にも、ユニークで夢や感動を感じられる会となりました。
佐藤安太の売れるおもちゃの法則「おもちゃを見た子どもの目が「ピカ」っと光って、首が前に「カックン」と出て、そして手が「スー」と伸びる。そんなおもちゃです。」という言葉をデザインした缶バッジを配り、現代から未来へ続くフラワーロードをテーマにした赤い祭壇に、白とピンク、赤のカーネーションを植えて行く形で献花しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185784/LL_img_185784_1.jpg
献花エリア

■「安太物語」の映像に涙
会場で上映した「安太物語(実写編)」(約5分)は、佐藤 安太の言葉と古い写真を組み合わせ、その人生を振り返る内容で、涙を流す人が絶えませんでした。福島から来た70代の男性は「おもちゃの王様のアイデアの源が過酷な戦争体験と奥様との愛だと知り感動しました。」と感慨深く語りました。


■初代「リカちゃん」の展示に感動
パネル13枚で94年の生涯を紹介。自宅書斎を再現したブースでは、愛用の腕時計や、コレクションが飾られました。またヒット商品の数々も展示され、懐かしく見入る人たちが多くいました。60代女性は「初代のリカちゃんとハウスの再会に感動、リカちゃんハウスはなかなか買えなくて、お友達の家で遊ばせてもらっていた。」と懐かしいエピソードを語りました。


■映画「トランスフォーマー」の監督、マイケル・ベイ氏や、「人生ゲーム」創作者のルーベン・クレーマー氏、そして安倍 晋三 内閣総理大臣からもメッセージが!
懇親エリアの壁には、当日届いた安倍 晋三 第98代内閣総理大臣の電報メッセージをはじめ、漫画家・秋本 治氏ら、アーティスト、著名人約40人からの色紙やメッセージが飾られ、立ち止まり撮影する人が絶えませんでした。
海外から届いた映画「トランスフォーマー」の監督、マイケル・ベイ氏、「人生ゲーム」創作者ルーベン・クレーマー氏のメッセージには、日本のおもちゃ文化に貢献したことを称える言葉で締めくくられていました。


■パレスホテル東京のパティシエによる特注スイーツ
来場者には、軽食のほか、初代「リカちゃん」や「トランスフォーマー」をモチーフにしたスイーツも登場。パレスホテル東京のパティシエが腕によりをかけた飴細工の作品(展示用)には、感嘆の声が上がっていました。


■佐藤 安太へのメッセージには感謝の言葉が
会場には、佐藤 安太への感謝や思い出を投函できるポストが設置され、来場された皆様から様々なメッセージが投函されました。来場された50代の女性は「“文化のないところにおもちゃはない”という言葉を改めてかみしめました。懐かしいおもちゃや故人を偲ぶメッセージなど、とても温かくしあわせな気持ちになる会でした」と語りました。多くの方の心に残る会となりました。

100%前向きに生き抜いた志を、次の世代に受け継いでもらいたいという故人の意志も尊重し「旅立ちを祝う会」と称し開催した今回の会。日本玩具文化財団の佐藤 豊彦理事長は、「故人の願いは、参列した皆さんがそれぞれの人生というゲームを楽しく!前向きに生きて行かれる事。」と語りました。


【「佐藤 安太 旅立ちを祝う会」概要】
日時:2019年6月10日(月) 14:00~15:00
会場:パレスホテル東京2階「葵」(東京都千代田区丸の内1-1-1)
主催:一般財団法人日本玩具文化財団/株式会社タカラトミー


<一般からのお問い合わせ先>
一般財団法人日本玩具文化財団
〒102-0082 東京都千代田区一番町8-15 一番町MYビル5F
Email: zaidan@toyculture.org
URL : http://toyculture.org/


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