アカマイ、Edge Platform の強化を発表

プレスリリース発表元企業:アカマイ・テクノロジーズ合同会社

配信日時: 2019-03-19 11:00:00

クラウドセキュリティ強化、市場投入の迅速化、運用の合理化をサポートする新機能群

インテリジェントなエッジプラットフォームにより安全で快適なデジタル体験を提供する Akamai Technologies, Inc.(NASDAQ:AKAM、以下「アカマイ」)は、企業のクラウド移行戦略を迅速化する機能強化を発表しました。今回追加された新機能により、コンテンツ、アプリ、API の保護、ウェブ体験とモバイル体験の高速化に加え、クラウド移行に伴う開発チームの柔軟性の促進を支援します。



※本リリースは2019年3月 4日(現地時間)に米国マサチューセッツ州で発表されたプレスリリースの翻訳版です。
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「現在、85%の企業はハイブリッドクラウド戦略を推進していますが、その多くはセキュリティ、運用、コスト管理面でクラウドが大きな課題をもたらすことに気付き始めています」と、アカマイの President 兼 Web Division の General Manager を務める Rick McConnell はコメントしています。「クラウド移行に伴う複雑さにより、アプリ開発の速度が鈍り、コスト超過をもたらし、企業はこれまで知られていないセキュリティリスクにさらされることになります。今回のプラットフォーム強化により、アカマイがクライアントインフラストラクチャを包囲、拡張し、クラウドの課題を軽減するためにエッジと高度なセキュリティを活用します。」

■セキュリティの強化
快適なユーザー体験を実現しながら保護を強化するために、適応型セキュリティ機能のポートフォリオを拡大しました。新たな機能では、VPNとDNS(ドメイン・ネーム・システム)プロキシ検出サービスが完全に統合され、コンテンツアクセスの可否をインテリジェントに制御できるようになりました。アカマイのトークン認証機能にインテリジェンスを追加したことで、Cookie をサポートしないブラウザやデバイスまで制御範囲を拡大し、さらに盗まれたコンテンツの再生がより困難になります。また、標準的なTLS によるHTTPS 大規模配信の必要性に応じ、お客様ブランドでの SSL 証明書にも対応します。いずれも大手放送局やストリーミング TV 配信業者にとって不可欠な機能です。

ますます巧妙化するボットによって拡大する脅威に対処するために、アカマイは、お客様のサイトや様々なビジネスを標的にする悪意のあるボットネット活動の可視性を高めるテクノロジー開発に引き続き取り組んでいます。その一環で、企業のボット管理ソリューションの検出能力を強化するとともに、セルフサービス機能も改善しました。お客様が設定を自ら調整してボット検知を強化することができるので、急速に進化する自動化された脅威にも迅速に対応する防御網を展開できます。

デジタル変革を推進している組織は、API を積極的に活用して新たな顧客体験を生み出し、新しい収益源を生み出そうとしています。そうした API を保護するには、ガバナンス、管理、セキュリティ機能を備えた専用のソリューションが必要です。今回の機能拡張により、API トラフィックの自動保護、WAF全体に展開される新たな攻撃グループの設定、API Gateway ソリューションの高度なスロットリング機能をサポートします。

さらに、アカマイのマネージド型 DDoS ソリューションでは、セキュリティチームがアプリケーションレイヤーのDDoS 防御をより効果的に構成できるように、トラフィックプロファイリングと攻撃レポート機能を改善しました。お客様は、ネットワークレイヤーに対する DDoS 攻撃を自動的にブロックし、アプリケーションレイヤーへの DDoS 攻撃にも数秒で対応するようエッジサーバーにより、エッジプラットフォームの利点を活用できるようになります。

また、Janrain (業界をリードするカスタマー・アイデンティティ・アクセス管理ソリューション)の買収に続き、アカマイはセキュリティとパフォーマンスサービスを Akamai Identity Cloudと統合しました。これにより、ログインページの保護とパフォーマンスが大幅に改善され、さらなる不正なケースへの対処によるユーザーへの付加価値を提供する体制が整いました。

■市場投入までの時間を短縮
アカマイは、組織のイノベーション速度と俊敏性の向上を支援する新たな機能も追加しました。HTTP/2 パフォーマンス最適化やフォントライブラリの読み込みなどの Adaptive Acceleration の機能を自動化することでユーザー体験を改善できます。セキュリティ強化のためにTLS 1.3を標準的な配信に採用しました。

さらに、画像管理ソリューションでは、ショートムービーをサポートするよう拡張し、リッチで魅力的なコンテンツを通した顧客体験の改善を支援します。DevOps チームをサポートする一連の新機能には、パフォーマンス問題をより厳密に検証するためのミドルマイルログ、開発者が新たなロジックを商用展開する前にローカルの開発環境でテストするための機能が含まれます。

■運用の合理化
Akamai Intelligent Edge Platform では、コンセプト段階から実運用まで、サイト、アプリ、API の運用をサポートする改善を数多く導入しました。完全に刷新された Akamai Control Center は、一画面によるセキュリティ、高速化、配信に関する詳細なレポートにより、運用をシンプルにします。また、お客様とのコラボレーションにより、ナビゲーションを改善し、アラート機能を最適化して、より直感的な動作を可能にしました。ライブチャット機能を含むリアルタイムのサポート機能も追加しています。

商用環境展開と運用の自動化を検討しているチームは、市場投入までの時間を短縮するために、リアルタイムの商用開発環境管理機能やスクリプトに組み込めるAPI とツールキットの統合など、堅牢な DevOps と API を活用することができます。Akamai Edge を活用するお客様は、アプリケーションの稼働率やパフォーマンスを注意深くモニタリングできるだけでなく、クラウドサービスへの投資の最適化を図るためにサーバーでの処理のオフロードを最大化することもできます。こうした機能により、開発ペースの拡大、高速化、ダウンタイムの削減による予測の立てやすいクラウドの価格設定が可能になり、チームの効率が向上します。

アーキテクチャから、設計、プロジェクトのスコーピング、フルマネージド型のセキュリティからパフォーマンスの最適化まで、目的に応じて設計された新たなサービス製品により、デジタル・アプリケーション・チームの能力をさらに高めることができます。Akamai Health Check Service では、配信、セキュリティ、パフォーマンス最適化の専門家がデジタル体験のトラフィックや効果を評価し、お客様に知見を提供します。

Akamai Intelligent Edge Platform のアップデートの詳細については、akamai.com/march2019 をご覧ください。

アカマイ について:
アカマイは世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。アカマイのインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドがアカマイを利用しています。アカマイは、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成されるアカマイのソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがアカマイを信頼する理由について、<https://www.akamai.com/jp/ja/>、<https://blogs.akamai.com/jp/>およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。

※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です

本リリースには、1995年私的証券訴訟改革法に基づくセーフハーバー条項の将来の見通しに関するステートメントとなる、アカマイ経営陣による未来の予測、計画、見通しに関する情報が含まれています。アカマイのサービスが期待された利点を提供せず、期待されたように機能せず、または、意図された市場の需要に対処しないこと、アカマイのネットワークインフラストラクチャの不具合、アカマイの年次報告書 Form 10-K や四半期報告書 Form 10-Q 、およびその他のSEC に関する定期文書に記載されているその他の要因を含むが、これらに限定されないさまざまな重要要因により、これらの将来の見通しに関する記述によって示されたものと実際の結果が大幅に異なる可能性があります。

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