2019-02-15 12:00:00

埼玉工業大学、全国初の5G等活用の複数台の遠隔監視型自動運転実証実験に協力

プレスリリース発表元企業:埼玉工業大学

ドライバーがいない5Gの自動運転車のシステム監視者を担当して公道を走行

 埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、略称:埼工大)発ベンチャー、株式会社フィールドオート(本社:埼玉県深谷市、社長:渡部大志)は、愛知県一宮市の公道において、2月9日(土)に実施された、全国初の5G (第五世代移動通信システム)等を活用した複数台の遠隔監視型自動運転による公道での実証実験に協力しました。
 今回、フィールドオートは株式会社ティアフォー(社長:武田 一哉、以下「ティアフォー」)と連携して、KDDI名古屋ネットワークセンター周辺の公道において実施された実証実験において、5Gの自動運転車両のシステム監視者を担当し、大村愛知県知事及び中野一宮市長が試乗体験されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/21794/14/resize/d21794-14-871984-0.jpg ]

<写真1:5Gの自動運転車両のシステム監視者を担当した埼玉工大の大学院生と渡部教授>

[画像2: https://prtimes.jp/i/21794/14/resize/d21794-14-398278-1.jpg ]


<写真2:運転席が無人の自動運転車の助手席で本学大学院生がシステム監視者を担当>

 今回の実証実験は、愛知県が自動運転の社会実装を見据えた実証実験に取り組む中、KDDIの5G回線を活用して、一人のオペレーターで遠隔監視・操作する2台の自動運転車両を同時走行したものです。

 今まで国内における遠隔走行では時速20kmでの走行しか許可されていませんでしたが、今回5G回線が高速、大容量、低遅延の回線であることから、時速約30kmで運転席にドライバーのいない車両2台を同時に公道走行させる実験を行うことを許可され、公道にて実証実験を行いました。

 今回の実証実験では運転席にドライバーがいない車両で、時速約30kmにて交通量の多い公道を2台同時に安全に走行させることができました。日本の公道で初めて一人の遠隔ドライバーで実用に近い走行速度で複数台同時に運行ができることを示せた点で画期的です。5G回線は自動運転に役立つこと、自動運転が5G回線のキラーアプリケーションとなることが理論的には予想されていましたがその可能性を実証実験で証明できました。

 フィールドオートは、愛知県よりアイサンテクノロジー株式会社へ委託された「自動運転実証推進事業」において、KDDI株式会社、 損害保険ジャパン日本興亜株式会社、株式会社ティアフォー、名古屋大学、等と共に、昨年11月に豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)内での実証実験にも協力していました。今回は豊富な実証実験の経験を活かして、5Gの遠隔型自動運転車両のシステム監視者を担当しました。
本実証実験の報告はこちら>https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/181128_01.pdf

●フィールドオートの実証実験
フィールドオートは、これまで、埼玉工業大学の自動運転の研究プロジェクトとして、SIPや埼玉県深谷市での公道実験に取り組んできた経験とノウハウを持ちます。また、昨年9月に損害保険ジャパン日本興亜株式会社が東京に遠隔型自動運転サポートセンターを設置した際に実施した、損保ジャパン日本興亜の本社ビル(東京都新宿区・西新宿)から、プライムアシスタンスの本社(東京都中野区・中野坂上)までの約1.5kmに及ぶ交通量の多い青梅街道で、レベル3の自動走行を実施した実績があります。

*SIP : Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、科学技術イノベーション創造のために、府省の枠や旧来の分野を超えて内閣府総合科学技術イノベーション会議が実施している国家プロジェクト。

●フィールドオートについて
フィールドオートは、ティアフォーの出資により2018年6月26日に設立された、国内私立大学初の自動運転技術の研究・開発を産学連携で推進する埼玉工業大学発の自動運転ベンチャーです。
フィールドオートは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)*自動走行システム/大規模実証実験(以下、SIP-adus大規模実証実験)における埼工大の自動運転実証実験の経験・ノウハウを生かし、オープンソースの自動運転ソフトウェアを開発・提供するティアフォーのサポートを中心に事業展開しています。
また同社は、高齢者等の交通弱者に優しく交通事故のない社会を実現するために、埼工大で研究・開発してきた自動運転の実用化に関する技術・ノウハウを活かして同社事業を推進し、これらの研究・ノウハウを学外移転していきます。

●埼玉工業大学のAI&自動運転の取り組み
近年、AI時代に対応し、産学官が共に自動運転技術に関する研究・開発に取り組む中、埼工大は、2017年10月よりSIP-adus大規模実証実験参加機関として、お台場周辺地域にて公道における実証実験を開始し、私立大学として唯一、世界的な大手自動車メーカーと共に本実証実験を実施しています。
さらに同年12月には、本学キャンパスの地元、埼玉県深谷市において、埼玉県初の公道における自動運転の実証実験を開始して一定の成果を達成し、昨年9月からは走行範囲をこれまで以上に拡大して公道による実証実験を強化しています。
また埼工大は、AIの時代の人材育成に向けて、工学部情報システム学科にAI専攻を2019年春に新設する予定です。

●会社概要
・社名:株式会社フィールドオート
・本社:埼玉県深谷市普済寺1690(埼工大キャンパス内)
・社長:渡部大志(本学工学部情報システム学科教授)
・出資:株式会社ティアフォー 100%
・創業:2018年6月26日設立
・主要事業:自動運転実証実験のサポートおよび関連する教育、出版 等
・連絡先:TEL 048-585-2940

<参考情報>
〇プレスリリース:「埼玉工業大学、損害保険ジャパン日本興亜の自動運転デモに参加(2018/10/5)
https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/181009_01.pdf

〇損保ジャパン日本興亜のプレスリリース(2018/09/28)
自動運転車の事故トラブル対応サービス研究拠点「コネクテッドサポートセンター」の開設と自動運転車による実証実験の実施
https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2018/20180928_1.pdf

〇戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とは: http://www.sip-adus.go.jp/

〇プレスリリース:「自動走行システム」の大規模実証実験の実施について(2017/10/3)
 http://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20171003daikibojishou.pdf
〇プレスリリース:深谷市の公道で自動運転の実証実験を開始(2017/10/26)
 https://www.sit.ac.jp/media-s/2017/press/171027_01.pdf
〇プレスリリース:埼玉工業大学、AI 専攻を新設(2018/5/31)
 https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/180531_01.pdf
〇プレスリリース:埼玉工業大学、自動運転大学発ベンチャー設立(2018/7/9)
 https://www.sit.ac.jp/media-s/2018/press/180709_01.pdf

PR TIMESプレスリリース詳細へ

スポンサードリンク

広告

広告

写真で見るニュース

  • ビル警備の実証実験に使われるAIロボット「ugo」(画像は大成の発表資料より)
  • 新型レヴォーグのプロトタイプ(画像: SUBARUの発表資料より)
  • アルマ望遠鏡で撮影された2つの分子雲の疑似カラー合成図。赤色と緑色がそれぞれ、速度が異なる一酸化炭素の同位体分子13COからの電波を表す。左図の青色はハッブル宇宙望遠鏡により観測された水素電離ガスの分布を示し、右図の青色は波長1.3ミリメートル帯の濃いガスに含まれる塵からの電波を示す。2領域とも、フィラメントが集合している「かなめ」(図で青色に示している部分)の位置に大質量星が存在する。(c) ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)/Fukui et al./Tokuda et al./NASA-ESA Hubble Space Telescope)
  • 「シビック ハッチバック」と「シビック セダン」(画像: 本田技研工業の発表資料より)
  • 11月29日に開業するブランチ大津京(大和リース発表資料より)
  • スイフトの特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」(画像: スズキ発表資料より)
  • 画像はイメージです。
  • Mercedes AMG A 45 S 4MATIC+edition1限定車(画像:メルセデスベンツ日本発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース