蓄電池最適充放電スケジュール算出APIの提供開始

プレスリリース発表元企業:株式会社Sassor

配信日時: 2017-08-28 10:00:00


住宅や工場など施設ごとの特性や天候を推測し、経済性や自給率が最大化する蓄電池の最適充放電スケジュール算出APIの提供を開始したことをお知らせ致します。

インターネットプロダクト、ウェブサービス、人工知能などをIoT(Internet of Things)領域で開発する株式会社Sassor(本社:東京都渋谷区、代表:石橋秀一)は、住宅や工場など施設ごとの特性や天候を推測し、経済性や自給率が最大化する蓄電池の最適充放電スケジュール算出APIの提供を開始したことをお知らせ致します。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0MTEyOSMxODg0NDQjNDExMjlfVEV4RXJBV01DQi5wbmc.png ]
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■API開発の背景
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーが世界的に普及する中、発電量や消費電力の変動を吸収できる蓄電池の役割は益々重要になってきています。また今後、住宅においては、定置型蓄電池だけでなく、電気自動車(以下、EV)の更なる普及が見込まれます。EVを蓄電池と捉え、定置型蓄電池と組み合わせる使い方が一般化されれば、それら蓄電池を最適に制御したいという需要は更に大きくなると考えます。

■API導入のメリット
例1:家庭
最適充放電スケジュール算出APIを蓄電池設置済み住宅に導入することで、年間5千円(※1)ほどの削減効果を見込むことができます。また、将来、太陽光発電買取価格の低下やダイナミック・プライシング導入のように単価体系が複雑になった場合は、さらに高い削減効果を得ることが可能です。
(※1:オール電化住宅, 3時間帯の電力料金単価,太陽光発電買取価格31円/kWh)

例2:工場
天候や生産量の変化による消費電力の推測により、高圧契約電力のピークカットや最適充放電制御を行うことで、家庭以上の削減効果を見込むことができます。

例3:VPP
地域コミュニティ内などの需要量と供給量を推測し、各施設の蓄電池やEVの充放電制御を行うことで、電力需要逼迫時のデマンドレスポンスにも対応することが可能です。

例4:BCP対策
自然災害やシステム障害による電力不足により、事業継続が困難な状況に陥らないよう、緊急時を考慮した蓄電池制御にも対応することが可能です。

■API利用料に関して
連携台数等に応じてクラウド利用料・ライセンス料を都度ご相談させて頂いております。



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