英国ケンブリッジ公ウィリアム王子がワシントン条約(CITES)締約国会議に先駆け基調公演 ロンドン・ヨハネスブルグ・東京3都市を衛星中継で発信 「タイム・フォー・チェンジ」レセプションパーティーを開催

プレスリリース発表元企業:一般社団法人国際スポーツ振興協会ISPS

配信日時: 2016-09-26 11:00:00

2016年9月22日(木) 於:パークハイアット東京

 この度、一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)は、2016年9月24日(土)より南アフリカにて開催されるワシントン条約(CITES)締約国会議の開催に先駆け、ケンブリッジ公ウィリアム王子が基調講演を行う「タイム・フォー・チェンジ」レセプションパーティーを開催いたしました。



 この世界的イベント「タイム・フォー・チェンジ」レセプ
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ションパーティーは、ケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿
下が支援する英国の慈善団体Tusk(タスク)と、南アフリ
カのサッカーチームを支援するほか野生動物保護の重要性
を認識を広めている一般社団法人国際スポーツ振興協会
(ISPS)が、パートナーシップを締結するにあたり
開催が決定しました。

 当日は、ロンドンから英国ケンブリッジ公ウィリアム王子、今回CITES会議の開催地となるヨハネスブルグからジョン・スキャンロン ワシントン条約(CITES)事務局長、東京会場においては国際スポーツ振興協会会長 半田晴久が、世界の多くの主要な動物が絶滅の危機に晒されている現状等のスピーチを、衛星中継を通じて3都市から国際コミュニティや消費者に対し発信致しました。

また、ゲストとして元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんや元フィギュアスケート選手の安藤美姫さんが東京会場にお越しいただきました。

<開催概要>
■主催: Tusk/一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)
■日時: 2016年9月22日(木) 19:30 START 21:00 CLOSE
■場所: パークハイアット東京 39階「ザ・ボールルーム」
■住所: 〒163-1055 東京都新宿区西新宿3-7-1-2
■登壇: 国際スポーツ振興協会 会長 半田晴久
■世界同時中継映像出演者:
英国ケンブリッジ公ウィリアム王子
ジョン・スキャンロン ワシントン条約(CITES)事務局長
■ゲスト: 杉山愛(元プロテニスプレーヤー)、安藤美姫(元フィギュアスケーター)
■内容: 主催者ゲスト入場~スピーチ(衛星放送)、ビデオ上映


FROM :ヨハネスブルグ PM:13:30

[画像2: http://prtimes.jp/i/21393/1/resize/d21393-1-976288-9.jpg ]

ジョン・スキャンロン ワシントン条約(CITES)事務局長
「象は1日平均3頭殺され、解体、密輸されています。
この現状を永久に停止させなければなりません。
象牙取引を合法化し絶滅を阻止し自然界の希少な
野生動物を救いたい。」とコメントされました。
また、「野生動物の違法取引の撲滅に向けて、
パートナーシップを締結したISPSハンダとケンブ
リッジ公ウィリアム王子には大変感謝します。」
と述べました。

                         FROM:東京 PM:20:35

[画像3: http://prtimes.jp/i/21393/1/resize/d21393-1-539842-4.jpg ]

国際スポーツ振興協会 会長 半田晴久
「ケンブリッジ公ウィリアム王子がパトロンである
国際的野生動物保護のTaskの任務を支援できることに
大変喜ばしく、名誉に思っております。」とコメントされました。また、「今、地球上に生存しているアフリカ象は40万頭に過ぎないと言われていますが、日本も違法な象牙製品の合法取引の隠れ蓑となっているのが現実です。象やサイなどの野生動物違法取引の根絶に向けて、日本もこの問題に目を背けてはいけない。」と世界の人々に向けてスピーチをしました。

FROM:ロンドン PM:12:40

[画像4: http://prtimes.jp/i/21393/1/resize/d21393-1-239112-5.jpg ]

英国ケンブリッジ公ウィリアム王子
「今、100万頭いた象は現在、35万頭まで減少しています。
このままだと私達が生きている間に絶滅してしまいます。
私はこれまで野生生物の違法取引について中国主席や
米国大統領など世界のリーダーに訴えかけ、米国と中国は
象牙取引を禁止することを誓約しました。」とコメント。
また、「 ISPSハンダの惜しみない支援に感謝の意を表し
ます。この度のパートナーシップ実現により大きな前進と
なりました。今こそ「タイム・フォー・チェンジ」変革の時です。」と支援者、保護運動家たちの聴衆に向けてスピーチしました。


主催ゲスト:安藤美姫さん(元フィギュアスケーター)、杉山愛さん(元プロテニスプレーヤー)

[画像5: http://prtimes.jp/i/21393/1/resize/d21393-1-835095-8.jpg ]

安藤さんは「今回のこのような場に参加できたことで現状を伺い勉強にもなりました。これを機に私も微力ながら世界に発信してけるように未来の子どもたちに素晴らしい動物がいることをみんなに知ってもらいたい。」とコメントされました。
また、杉山さんは、「主人がアフリカのケニア生まれなので、他人事とは思えない大変苦しい状況だと思います。みんなが協力しないとこの状況を止められないと思うので、何か少しでもお手伝いしたい。」と感想を述べました。


■南アフリカ野生動物保護組織「Tusk」の活動内容について
タスクは1990年、象とサイが野生動物の取引需要を満たすために大量殺戮され、密猟による破滅的な危機が一つのピークに達していた時期に設立されました。象牙、サイ角や他の野生動物部位の違法取引のために状況がさらに深刻度を増している現在、タスクは、アフリカの野生動物と住人たちが直面している困難な課題を克服するため、中心的な役割を果たしています。
26年にわたり、タスクは、アフリカ全土にわたる各種プロジェクトのために、3,000万ポンド以上の募金を提供してきました。アフリカ固有の自然遺産を保護するために尽力する一方で、タスクは、持続可能な開発と教育を通じて野生生物と共存しているコミュニティの貧困を改善するために、保護活動を強力な手段として活用しているプロジェクトを支援・奨励することで、高い評価を得ています。
ウィリアム王子は、2005年12月にタスクの王室パトロンに就任され、様々な機会で公私にわたってそのチャリティ活動を積極的に支援されてきました。王子は、2010年にハリー王子と共にボツワナのタスクプロジェクトを視察され、2013年にタスク・コンサベーション賞を設立されました。2015年には、保護の最前線に立って危険な活動に献身している方々を顕彰するために、新たに野生動物レンジャー賞を発足させました。今年4月の私的訪問の際に、王子はケニア北部でタスクが支援しているプログラムを視察されています。


■一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)の活動内容について
ISPSは、世界中でスポーツを通じた慈善事業を遂行するために、会長半田晴久によって2006年に設立されました。ISPSのゴルフ支援は、「スポーツの力」への信念に根ざしています。ISPSは世界中のゴルフ統括団体とパートナーシップを結び、あらゆるレベルにおける競技の発展を支援し、盲人・身障者ゴルフをパラリンピック種目に採用するよう運動しています。
ISPSは、ゴルフの他にも漕艇、サッカー、ポロ、アーチェリー、ボウリングなどのスポーツを支援しており、毎年開催するスポーツサミットにより、スポーツ界の若いリーダーやベテランたちが意見交換する場を設けています。
ISPSはこの二年間、スポーツの力を野生動植物保護の必要性を訴えるのに役立てるため、地元の子どもたちとサッカーだけでなく、教育や野生動物保護活動をも進めています。そのために、南アフリカのプレミアリーグ・チームをスポンサーしています。ISPSとタスクとのパートナーシップは、世界中に自然保護活動を広めていくことを目的にしています。
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[画像7: http://prtimes.jp/i/21393/1/resize/d21393-1-470388-1.jpg ]



■ワシントン条約(CITES)について
CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は、野生動植物の国際取引が種の存続が脅かすことがないよう、かかる取引の規制を図る政府間の条約です。 条約の文言は1973年にワシントンで合意され、1975年7月1日に発効されました。35,000種以上を保護しているCITESには、現在183ヵ国が加盟しています。
締約国会議(CoP)は、条約の実施状況を確認するために、2-3年毎に開催されてきました。第17回CoPは、2016年9月24日(土)から10月5日(水)まで、ヨハネスブルクで開催されます。参加者は、500にのぼる動植物の絶滅危惧種に関する提案を査定し、それらの取引に関する管理と規制について検討します。

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