【世界初*】自動車パーツリユースによるEARTHSTORYボランタリークレジット4,883 tCO2e発行

プレスリリース発表元企業:株式会社Linkhola

配信日時: 2026-10-26 12:30:00

株式会社NGPの自動車リサイクルプロジェクトが切り拓く、脱炭素とサーキュラーエコノミーの相乗ソリューション



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株式会社Linkhola(本社:東京都港区、代表取締役:野村恭子、以下「Linkhola」)は、株式会社NGP(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤幸雄、以下「NGP」とNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社)が申請した「自動車リユース部品活用によるCO2排出削減プロジェクト」に対し、第三者審査・検証を経て、世界初*となる「自動車パーツリユース」によるボランタリーカーボンクレジット(以下「ボランタリークレジット」)4,883 tCO2eの発行が完了したことをお知らせいたします。
本プロジェクトは、Linkholaが運営する民間主導のボランタリークレジット制度「EARTHSTORY」において、2026年6月に策定した「自動車パーツリサイクル」方法論を適用した第1号プロジェクトとして発行されました。自動車のリユース部品活用活動は、単なる「中古品の再利用」を超え、従来の再エネや省エネだけでカバーできていない「脱炭素活動」に、部品・素材の循環利用による「新品製造・輸送由来の排出削減」が直接アプローチできます。サーキュラーエコノミー(循環型経済)との相乗ソリューションモデルです。本プロジェクトは日本発モデルとして、気候変動と資源循環社会に同時に貢献する歴史的な第一歩となります。
*自社調べ(2026年10月Web調査)。自動車リサイクルにおける「部品リユース」を対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行として世界初。
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Linkhola × NGP カーボンクレジット発行時の記念撮影

【本プロジェクトの特徴と成果】
- 世界初*、リユース部品のCO2削減効果を「環境価値」に転換
使用済み自動車の部品を再利用することで、新品部品に必要な資源採掘・精錬・加工・製造や輸送に伴う排出を回避できます。NGPが蓄積してきた産学共同研究によるライフサイクルアセスメント(LCA)を基盤に、その削減効果を定量化。EARTHSTORYの方法論と第三者審査・検証を通じ、従来は経済的に評価されにくかったリユース部品の環境価値を4,883 tCO2eのクレジットとして可視化・価値化しました。
- 全国の「廃車王」と損保連携を基盤に、環境価値創出を面的に展開
対象部品は、全国のNGP組合員が「廃車王」を通じて一般のお客様から引き取った車両をはじめ、多様な使用済み自動車から生産されています。全国に広がる回収・部品生産ネットワークが、継続的な資源循環とCO2削減の基盤を支えています。
さらにNGPは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と全損車両回収に関する業務委託契約を行っており、同提携に基づき引き取った全損車両もリユース部品の重要な供給源の一つとなっています。これらの提携車両から生産された対象部品も本プロジェクトのクレジット創出対象に含まれており、広範なサプライチェーン全体で環境価値を生み出すモデルを構築しています。
- 二段階の第三者審査と電子公証で、クレジットの信頼性を担保
EARTHSTORYでは、第三者審査と電子公証システム等を組み合わせ、算定・認証プロセスの透明性を確保しています。本プロジェクトは妥当性確認(2026年7月28日)、検証(同年8月20日)を経て、9月17日に4,883 tCO2eを発行。循環型産業の環境価値を、企業が参照・活用できる形で制度化した成果です。
- 脱炭素とサーキュラーエコノミーを同時に進める、日本発の新領域
脱炭素活動として、従来の再エネ導入や省エネだけでは限界であり、製品・素材のつくり方と使い方を変える「サーキュラーエコノミー」「資源循環活動」を促進することが、カーボンニュートラル社会の実現に欠かせません。自動車パーツのリユースは、新品製造に伴う排出の回避と、金属・樹脂などの資源利用の効率化を同時に促す「動脈・静脈一体型」の取り組みです。本クレジット化のプロジェクトモデルは、日常の資源循環活動に経済的な評価を与え、その拡大を後押しする新たな仕組みです。NGPは今回、2種類の自動車リユース部品を対象としたクレジット化に成功しました。今後は対象部品の種類と点数を段階的に拡大し、自動車リユース部品の環境価値創出をさらに加速させていきます。

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使用済み自動車からの部品回収・検査・再利用とクレジット創出の流れ(イメージ)

【プロジェクトおよび発行概要】
- 発行日:2026年9月17日
- プロジェクト名:自動車リサイクル部品活用によるCO2排出削減プロジェクト
- プロジェクトの概要:2部品(エンジンとフロントバンパー)
- プロジェクト運営管理者:株式会社NGP
- クレジット発行量:4,883 tCO2e
- プロジェクト実施場所:全国(日本)
- 発行対象期間:2023年6月24日~2026年6月30日
- 発行基準:EARTHSTORY制度
- 第三者審査:EARTHSTORY審査チーム(妥当性確認:2026年7月28日、検証:2026年8月20日)

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EARTHSTORY カーボンクレジット発行証書

【自動車リユース×脱炭素―日本発モデルの社会的意義と展望】
サーキュラーエコノミー(循環型経済)の推進に取り組む国際的な非営利団体、Ellen MacArthur Foundation(エレン・マッカーサー財団)によると、再生可能エネルギーへの転換や省エネルギーによる対策だけでは、世界の温室効果ガス排出量の約55%への対応にとどまり、残る約45%への対応には、製品・素材の生産・利用方法を見直すサーキュラーエコノミーへの移行が重要とされています。このように、自動車のリユース部品は、既存の部品に組み込まれた資源と製造時の価値を活かし、新品部品への置き換えに伴う排出を抑えることで、エネルギー由来の対策を補完します。
近年、豪雨や浸水などの自然災害によって車両の回収・適切な処理が課題となる場面もあります。安全性と品質の確認を前提に、再利用可能な部品を選別し、それ以外を適正にリサイクルする静脈産業の機能は、平時・災害時を通じて重要です。NGPの全国ネットワークは、この社会的基盤を支えてきました。
今回のクレジット化は、こうした資源循環の実績を定量的に評価し、環境価値を継続的な事業活動につなぐ一歩です。
なお、両社は連携してボランタリークレジットの普及・推進に取り組んでいます。その一環として、2026年11月20日にLinkholaが主催する「ボランタリーカーボンクレジットサミット2026」においてNGPが登壇し、本プロジェクトの成果や自動車リユース分野におけるボランタリークレジット活用の可能性について発表する予定です。
LinkholaとNGPは、国内の自動車関連企業、損害保険会社、自治体等との連携を深め、環境価値の創出・活用を通じて脱炭素とサーキュラーエコノミーの両立を推進します。将来的には、日本発のモデルとして国際的な展開可能性も探ってまいります。
参考:Ellen MacArthur Foundation / Material Economics, “Completing the Picture: How the Circular Economy Tackles Climate Change” (2019) https://www.ellenmacarthurfoundation.org/topics/climate/overview
【代表メッセージ】
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株式会社NGP 代表取締役 佐藤 幸雄氏「この度、自動車リユース部品の活用によるCO2削減効果を、世界初*となるカーボンクレジットとして創出できたことを、大変誇らしく思います。今回の成果は、全国のNGP組合員が長年にわたり積み重ねてきたリサイクル事業の実績と、あいおいニッセイ同和損保様をはじめとする多くの取引先・パートナー企業の皆様との協働によって実現したものです。これまでのリサイクル活動から新たな環境価値を創出できたことは、業界にとっても大きな意義があると考えています。今回のクレジット創出を新たな出発点として、今後は対象部品の拡大に加え、自動車産業の枠を越えた幅広い企業・団体との連携を深め、環境価値の創出と活用を推進してまいります。NGPはこれからも、全国の組合員とともに、自動車リサイクル業界の新たな可能性を切り拓き、資源循環と脱炭素を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。」



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株式会社Linkhola 代表取締役 野村 恭子(環境学博士)「自動車リサイクル業界のリーダーであるNGP様の高い技術力と先進的な取組みにより、世界初*となる『自動車パーツリサイクル』によるカーボンクレジット発行をEARTHSTORYで実現できたことを大変光栄に思います。自動車産業におけるスコープ3削減やサーキュラーエコノミーの重要性が高まる中、リユース部品の環境価値を第三者認証のもとクレジット化できたことは、日本発のグローバルスタンダードとなり得る画期的な成果です。私たちは今後も、静脈産業が持つ真の環境価値を可視化し、持続可能な未来への貢献を強力に支援してまいります。」



*自社調べ(2026年10月Web調査)。自動車リサイクルにおける「部品リユース」を対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行として世界初。
【EARTHSTORYボランタリークレジット制度について】
Linkholaは、民間主導の「ボランタリークレジット制度」の制度オーナーとして、申請・審査・発行までをワンストップで提供する独立したプラットフォーム「EARTHSTORY」を運営しています。最大の強みは、デジタル技術をベースとした自動化と最適化された制度設計により、最短3か月という国内最速クラスで高品質なカーボンクレジットを発行・流通できるガバナンスシステムです。既存のJ-クレジットや海外ボランタリークレジット制度等でカバーされていない革新的な温室効果ガス削減・吸収アプローチに対し、客観的なデータ提供に基づき新方法論を迅速に構築。国内外の多様なプレイヤーに対して、ボランタリークレジットの創出・販売を通じた環境価値のマネタイズおよびESGビジネスの成長を支援しています。
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【過去の関連記事】
- 2026年10月9日|自動車リサイクル部品の活用によるカーボンクレジット4,883tCO2eを発行 ― EARTHSTORY制度(Linkhola公式サイト)https://www.linkhola.com/news/earthstory-auto-parts-recycling-credit-issuance/
- 2026年6月25日|世界初*の方法論策定 自動車リサイクル部品の活用によるCO2削減効果をカーボンクレジット化へ(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000068026.html

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【リリースに関するお問い合わせ】
株式会社NGP NGPサステナブル総務委員会
TEL:03-6705-1212 FAX:03-6705-1201
代表お問い合わせ:https://www.ngp.gr.jp/toiawase/

株式会社Linkhola 事業開発部
TEL:03-6821-1822
代表お問い合わせ:https://www.linkhola.com/linkholacontact/
EARTHSTORYボランタリークレジット制度サイト:https://earthstory.jp

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