AI開発の価格の公表を調査、比較サイトに載るAI開発会社63社のうち公式サイトに価格を載せていたのは2社、価格を公表していた26社のうちPoCの価格を示した9社の下限は8万~300万円

プレスリリース発表元企業:ゴムマリ

配信日時: 2026-10-26 10:00:00

価格を公表していた26社のうち19社は、PR TIMESで価格つきの発表を出した会社です。価格の下限の中央値は、PoC 80万円(9社)、開発 50万円(16社)、月額 20万円(13社)でした。



ゴムマリ株式会社(東京都、代表取締役: 村山悠太)は、AIのPoC(実証・試作)・開発・月額の開発支援などの価格を、AI開発会社がどれだけ公表しているかを調べました。AI開発会社の比較・紹介サイト3つに載る会社のうち、データ収集や研修を主に請ける会社などを除いて公式サイトを読めた63社で、トップを含む1社3ページまでにこれらの価格を載せていたのは2社(3.2%)でした。あわせて、2025年10月18日から1年間にPR TIMESで価格つきの発表を出した会社などを加え、価格を公表していた26社について区分ごとに価格の下限を並べると、PoCは8万円から300万円(9社)、開発は10万円から300万円(16社)、月額は月5万円から80万円(13社)でした。いずれも各社が示す価格の下限で、相場や実際の取引額ではありません。
▶ 詳しくは: https://gomumari.com/knowledge/ai-kaihatsu-kakaku-2026/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=PR-071
1. 比較サイトに載るAI開発会社63社のうち、公式サイトでPoC・開発・月額の価格を確認できたのは2社
AI開発会社の比較・紹介サイト3つ(AI総合研究所、AI Market、BOXIL)に載る会社から、データ収集・GPUの提供・研修を主に請ける会社と一般社団法人を除いた64社の公式サイトを、2026年10月18日に、トップを含む1社3ページまで読みました。読めた63社のうち、AIのPoC・開発・月額の開発支援などの価格を載せていた会社は2社(3.2%)でした。このうち1社は比較サイトを運営する会社で、価格は見積もりシミュレーターの初期表示の金額です。研修やツールの利用料など、ほかの価格だけを載せていた会社が3社、自社の価格の記載が無かった会社が58社です。除いた会社も含めた掲載会社(一般社団法人を除く76社のうち読めた75社)でも、2社(2.7%)でした。63社には、大手のSIer・ITベンダー7社も含まれます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/185093/44/185093-44-5479a2b10bf5b2d839ac5f2e9b399db5-2400x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AI開発会社の比較・紹介サイト3つに載る会社のうち、公式サイトを読めた63社: PoC・開発・月額の開発支援などの価格あり 2社(3.2%)、研修・ツールなどほかの価格だけ 3社(4.8%)、自社の価格の記載なし 58社(92.1%)

2. 価格を公表していた26社、PoCの価格を示した9社の下限は8万円から300万円
比較・紹介サイトの掲載会社に、PR TIMESで価格つきの発表を出した会社(25社)と、AI開発の料金に関する語のWeb検索の上位に出た会社(15社)を加え、公式サイトかPR TIMESの発表にAIのPoC・開発・月額の開発支援などの価格を載せていた26社について、区分ごとに各社が示す価格の下限を並べました。26社のうち19社はPR TIMESで価格つきの発表を出した会社、7社はWeb検索の上位に出た会社で、比較・紹介サイトの掲載会社は2社です(重なりがあります)。価格を公表する会社を選んで集めているため、この26社はAI開発会社全体を代表するものではありません。
- PoC(実証・試作): 9社、8万円から300万円、中央値80万円
- 開発(構築・導入): 16社、10万円から300万円、中央値50万円
- 月額(開発の伴走・顧問・AI部門の代行と、月払いのPoC・開発の1か月あたりの料金): 13社、月5万円から80万円、中央値20万円

区分ごとに価格を載せる会社の顔ぶれが違うため、区分どうしの中央値は比べられません。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/185093/44/185093-44-1e9aa9459dbfeee1f0fa583e0a400025-2400x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
価格を公表するAI開発会社の、区分ごとの価格の下限: PoC 9社・8万~300万円・中央値80万円、開発 16社・10万~300万円・中央値50万円、月額 13社・月5万~80万円・中央値20万円

3. 公表されている価格の多くは「~から」の下限
区分ごとに各社の下限として使った38件のうち26件は、その金額を「80万円~」「月額10万円から」のような下限の表記で書いた文がありました。ほかは、金額の幅の下の値か、決まった1つの金額です。先着の社数や期間を限った特別価格も含みます。
4. 同じPoCでも、受け取るものと期間が会社ごとに違う
PoCの下限を出していた9社について、価格と同じ文や前後の文に書かれていた、受け取るものと期間を並べました。受け取るものとしてプロトタイプ・試作を書いていたのが5社(下限8万円から100万円。うち1社は先着の特別価格)、評価結果のまとめや、検証・チューニングまでの作業を書いていたのが2社(200万円と300万円)で、残る2社は受け取るものを書いていませんでした。期間を書いていた6社では、最短3日から1か月以上まで分かれていました。
PoCの前後の段を、別の価格で示す会社もありました。1社はPoCの前に実現性の評価を、後に本番レベルのシステムを作る段を、もう1社は要件整理と本格展開を、それぞれPoCとは別の価格で示していました。PoCの後の本番の開発を別に見積もると書いていた会社も2社ありました。
5. 当社の見解:PoCの金額は、確かめ方と終わり方までそろえてから比べる
PoCの価格を示した9社のうち、受け取るものとしてプロトタイプ・試作を書いていた会社の下限(8万~100万円)と、検証や評価の作業まで書いていた会社の下限(200万円と300万円)は重なりませんでした。当社は、PoCの下限の幅の大きな部分は、この「どこまで受け取るか」の違いから来ていると見ています。ただし、プロトタイプ・試作の中でも8万~100万円の開きがあり、9社では、期間や会社の規模、作る対象の違いとは分けられません。
比べるには、少なくとも次をそろえる必要があると当社は考えています。当社が提案と案件で、範囲と進め方を決める前に確かめている点です。
- 確かめる問いと合格の数字:どの業務の、どの判定が、どの数字に届けば本番に進むのかを、着手の前に決めているか。当社が法務領域のSaaS企業で行ったPoCでは、評価用の事例を版で管理し、正解が変わるたびに全件を測り直して、本番に進むかを数字で判断しました。
- 受け取るものと終わり方:動くプロトタイプだけか、検証・評価の作業とその結果までか。合格に届かなかったときに何が納品されるか。この法務のPoCで納めたのは、評価用の事例の一式、全件の出力の一覧、精度の検証結果と、本番に進むかの判定で、Goの判定から本実装へ進みました。
- 評価に使う正解の件数と中身:正解つきの事例を何件、誰が作るか。白黒のつく事例だけなら数字は上がりますが、現場で迷うのは判断が割れる事例です。法務のPoCでは、約100件の評価用の事例に判断が割れるものを厚く入れたところ、弁護士の確認で正解そのものが見直され、精度の数字も動きました。別の案件では、先方が仕上げた完成済みの表を答えにして突き合わせたところ、答えの側にも先方の確認が要る食い違いが見つかりました。
- 正解を持つ人の時間:専門家や現場の担当者が、何に、どれだけ関わる前提か。法務のPoCでは弁護士の時間がいちばんの律速で、お願いするのは正解の確認と観点出しに絞り、事例づくりと測り直しは当社が回しました。
- 受け取れるデータと権限:どのデータが、どの順番で、加工する前の形で届くか。当社の案件では、最初に受け取った資料だけでは届かなかった判定が、追加の元データで届くようになり、加工前の表にしか無い色分けが判定の決め手になったこともあります。当初の構想より触れられる範囲が狭いと分かった時点で、範囲を作り直したこともあります。
- 例外の範囲:例外をどこまで今回に入れ、どこを後に回すか。当社の案件では、例外の扱いを4つの型に分けて対象の全員を説明できる形にし、年に数回しか起きない処理は、起きる1~2か月前に範囲を広げる線引きにしました。
- 期間と前後の段:何週間かかるか。PoCの前の整理と後の本番化が、別の価格になっているか。調べた9社のうち4社は、PoCの前後の段を別の価格で示すか、本番の開発を別に見積もると書いていて、PoCの金額だけでは本番で使うまでの費用は分かりません。法務のPoCは2~5週でした。
- 支払いと契約の形:作業の時間に払うのか、決めた成果に払うのか。一括か月額か、先着や期間を限った特別価格か。法務のPoCは、価格を着手の前に確定し、期間も決めて実施しました。

63社のうち61社は公式サイトの3ページでPoC・開発・月額の価格を確認できなかったため、多くの会社では、金額と合わせてこれらも問い合わせて確かめることになります。
6. 代表者コメント
「ゴムマリは、業務を一つずつ読み解き、AIエージェントとして実装する仕事を続けてきました。AIの開発を外に頼むとき、いくらかかるのかは、検討の最初に知りたいことの一つです。今回、AI開発会社の価格の公表を調べ、比較・紹介サイトに載る63社のうち公式サイトにPoC・開発・月額の価格を載せていたのは2社だったこと、同じPoCでも会社によって受け取るものと期間が違うことを確かめました。何を作り、何を確かめ、確かめた後にどう進むかを先に決め、金額と並べてお示しすることを続けてまいります。」(ゴムマリ株式会社 代表取締役 村山悠太)
調査概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/185093/table/44_1_a72283b9fa8211eb6e598d01f1df2a4c.jpg?v=202610261145 ]
※金額は各社の表記のまま(税別・税込をそろえていない)で、多くは「~から」の下限です。先着の社数や期間を限った価格も含みます。相場や実際の取引の金額、見積もりの平均ではありません。区分ごとの会社の数は9~16社と少ないため、中央値は1社の金額の扱いで動きます。会社ごとの下限の並びは詳細レポートに載せています。
※AIを使って作るがAIの機能を持たないシステムの開発、自社のAI製品の利用料・導入費、運用保守だけの月額、研修は、PoC・開発・月額に含めていません。
※公式サイトはトップを含め1社3ページまでを読みました。それより奥のページ、画像やPDFの中、ページを開いた後に読み込まれる料金表にだけ価格がある会社は、価格なしとして数えています。そのため、価格を載せている割合は実際より低めに出ている可能性があります。
※出典:各社の公式サイト(2026年10月18日に取得)、PR TIMESの各社の発表、AI総合研究所・AI Market・BOXILの掲載ページをもとにゴムマリ株式会社作成
会社概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/185093/table/44_2_4f01eee4b0777fed7e4cb28f6cea83e2.jpg?v=202610261145 ]
ゴムマリは、AIを業務単位で最適化する会社です。一業務ずつ現場に実装し、減った時間を実測し、仕組みとして残します。
本件に関するお問い合わせ
本調査についてのお問い合わせ(会社ごとの下限の並びと、集まりごとの内訳は詳細レポートに載せています)、または、業務を1つに絞ってAIエージェントに任せるご相談は、任せたい業務(例: 問い合わせの一次回答、帳票からの転記)を添えてお問い合わせいただくと、進め方を具体的にご案内できます。
▶ 詳細レポート(会社ごとの下限の並び・集まりごとの内訳・調べ方): https://gomumari.com/knowledge/ai-kaihatsu-kakaku-2026/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=PR-071
▶ お問い合わせフォーム: https://gomumari.com/contact/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=PR-071
ゴムマリ株式会社 広報担当
info@gomumari.com
▶ サービス詳細: https://gomumari.com/service/agent/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=PR-071

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