スペシャルティコーヒー専門店「ウッドベリーコーヒー」、冨澤ファームとの協働によるコンポストプロジェクトで、半年間に5.4トンのコーヒーかすを資源化。CO2排出抑制を目指すコンポストプロジェクトを推進
配信日時: 2026-10-13 08:10:23
コーヒーかすを堆肥として農地へ還元し、育った野菜を店舗で提供。コーヒーを起点とした資源循環の実現へ
株式会社ウッドベリーコーヒー(本社:東京都世田谷区、代表取締役:木原 武蔵)は、東京都三鷹市の冨澤ファームと協働し、店舗から排出される使用済みコーヒーかすを回収・堆肥化し、農業資源として再利用する「WOODBERRY COFFEE COMPOST PROJECT」を推進しています。
2026年4月から10月までの約半年間で、全店舗から回収・堆肥化したコーヒーかすは累計5,400kgに達しました。事業系食品残さの焼却処理に関する既存の参考排出係数を用いた場合、この量をすべて焼却処理したと仮定すると、約3.6t-CO2の排出量に相当する計算となります。
本プロジェクトは、これまで廃棄物として処理されていたコーヒーかすを農業資源へ転換し、焼却処理に伴う環境負荷の低減を目指す取り組みです。
さらに、完成した堆肥を活用して栽培した野菜をウッドベリーコーヒーの店舗で提供するなど、地域の農業と連携した資源循環の仕組みづくりも進めています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-85b5f24a2e214987587685eb4936c33e-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
冨澤ファーム園主・冨澤剛さん(右)と、本プロジェクト担当・澤口(左)
■ 焼却処理から資源循環へ。コーヒーの提供に伴う環境負荷の低減を目指して
コーヒーを抽出する過程では、必ず使用済みのコーヒーかすが発生します。日々多くのコーヒーを提供する店舗にとって、その処理は事業活動に伴う継続的な課題のひとつです。
ウッドベリーコーヒーでは、コーヒー生産地を訪問し、生産者と直接向き合いながらコーヒーを買い付けることを大切にしてきました。そうした活動を通じて、生産地の暮らしや農業が自然環境と密接に結びついていることを実感するとともに、消費地である日本においても、環境への負荷を軽減するためにできることを模索してきました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-452ee19590be24597beb7d8449f696a4-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
その一環として着目したのが、店舗で日常的に発生するコーヒーかすの再利用です。
本プロジェクトのきっかけとなったのは、ウッドベリーコーヒーのスタッフが農業ボランティアを通じて冨澤ファームと出会ったことでした。
東京都三鷹市で100年以上にわたり農業を営む冨澤ファームは、地域で発生する落ち葉や米ぬか、家畜由来の有機物などを堆肥として活用し、土づくりに還元する取り組みを続けています。
廃棄されるものを資源として捉え、地域のなかで循環させるという冨澤ファームの考え方は、ウッドベリーコーヒーが目指す持続可能な事業活動とも重なるものでした。
こうした共通の理念を背景に、両者によるコーヒーかすの堆肥化プロジェクトが始動しました。
■ 半年間で5,400kgのコーヒーかすを資源化。焼却処理した場合のCO2排出量は参考試算で約3.6トン
2026年4月から10月までの約半年間における、本プロジェクトの主な実績は以下のとおりです。
【コーヒーかすの回収・堆肥化実績】
- 累計回収・堆肥化量:5,400kg
- 回収頻度:週1回
- 回収量:週約200kg
- 回収対象:ウッドベリーコーヒー全店舗
【焼却処理を想定したCO2排出量の参考試算】
対象となるコーヒーかす:5,400kg
焼却処理を仮定したCO2排出量:約3.6t-CO2
一般的な事業系食品残さの運搬・焼却処理に関する参考排出係数を、今回回収した5,400kgのコーヒーかすに適用すると、全量を焼却処理した場合のCO2排出量は約3.6t-CO2に相当する計算となります。
本プロジェクトでは、これまで焼却処理されていたコーヒーかすを継続的に回収し、堆肥として再利用することで、農業資源としての有効活用を実現しました。
今回の試算は、焼却処理を想定した場合の排出量を参考として示したものであり、本プロジェクトによる実際のCO2排出削減量を示すものではありません。今後は、回収・運搬や堆肥化に伴う排出量も含め、環境負荷の低減効果をより適切に評価していくことを課題としています。
※参考試算:5,400kg × 0.671kg-CO2/kg = 3,623.4kg-CO2(約3.6t-CO2)
※参考排出係数は、環境省関東地方環境事務所「平成24年度関東圏域における地域循環圏の構築に向けた調査検討業務報告書」120ページ、表5-13に掲載された事業系食品残さの運搬・焼却処理に関する数値(0.671kg-CO2/kg)を使用しています。同報告書では、環境省「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数」および産業環境管理協会「JEMAI-LCA」を資料として参照しています。本数値はコーヒーかす固有の排出係数ではなく、実際の焼却処理に伴う排出量とは異なる可能性があります。
■ コーヒーかすを農業資源へ。店舗と農園をつなぐ循環の仕組み
本プロジェクトは、店舗で発生したコーヒーかすを回収し、冨澤ファームで堆肥化したのち、農地での野菜栽培に活用する取り組みです。
当初は荻窪店で発生するコーヒーかすを月に1回回収するところから始まり、現在では全店舗を対象とした週1回の回収体制へと拡大しました。毎週約200kgのコーヒーかすを回収し、冨澤ファームの堆肥場へ運搬しています。
回収されたコーヒーかすは、農園で発生する植物由来の有機物や、その他の堆肥原料と混ぜ合わせて分解・発酵させます。
コーヒーかすは保水性が高く、単独では水分が過剰になりやすいため、ほかの有機物と組み合わせて通気性や水分量を調整することが重要です。冨澤ファームがこれまで培ってきた堆肥づくりの知見を活かし、農地で活用できる状態まで十分に熟成させています。
完成した堆肥は、作物の収穫後、次の栽培に向けた土づくりに使用されます。
さらに、こうした土壌で育った野菜を収穫し、ウッドベリーコーヒーの店舗でお客様へ提供することで、次のような資源循環を実現しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-48640103642e38fdd21fd18d99145c05-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1.コーヒーを提供する
店舗でコーヒーを抽出した後に残るコーヒーかすを回収。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-b97ca13a66d53e11798edf8d491202c8-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.堆肥として再生する
回収したコーヒーかすをほかの有機物と混ぜ合わせ、堆肥化。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-5c1cd036f960ad4eff103becaaae1482-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
3.農地へ還元する
完成した堆肥を畑の土づくりに活用し、野菜を栽培。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-d94f576274935ac912a066af9ff7952d-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
4.収穫した野菜を店舗で提供する
冨澤ファームで育った野菜を、ウッドベリーコーヒーの店舗でお客様へ提供。
コーヒーの提供によって発生した資源が農地へと還り、再び食材として店舗へ戻ってくる。
廃棄物の削減にとどまらず、コーヒーと農業、そして消費者を結ぶ循環の仕組みづくりを進めています。
■ 堆肥を活用して育った野菜を店舗で提供。資源循環の新たな成果
コーヒーかすを活用した堆肥づくりに加え、その堆肥で育てた野菜をウッドベリーコーヒーの店舗で提供する取り組みも進んでいます。
これまでに店舗で提供した野菜は、ミニトマト886個、ナス98本に達しました。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-2a415508419dcbe31491f282d018bbfd-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-2cc657fe92c9e78966ba382d6217b9ed-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
これらは、コーヒーかすを農業資源として再利用する過程から生まれた成果のひとつです。
店舗で発生したコーヒーかすが堆肥となり、農地で野菜を育て、再び店舗へと戻ってくる。廃棄物の削減を目的として始まった取り組みが、地域の農業や店舗での食の提供へとつながっています。
■ 地域の農業とともに、持続可能な循環のあり方を考える
本プロジェクトで協働する冨澤ファームは、東京都三鷹市で4代にわたって農業を営み、年間約30種類の野菜を栽培する農園です。
野菜の生産・販売に加え、農業ボランティアの受け入れや体験イベントの開催など、都市部における農業の価値を伝える活動にも積極的に取り組んでいます。
その活動の根底にあるのは、地域のなかに存在する資源や人のつながりを大切にし、次の世代へと受け継いでいくという考え方です。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-7f36c9f01e8242f8ffe6043bc22b7744-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
冨澤ファーム園主・冨澤剛さん
今回の協働は、農園にとっては地域の飲食店から生まれる有機資源を土づくりに活用する機会となり、ウッドベリーコーヒーにとっては、店舗から排出されるコーヒーかすを継続的に再利用する仕組みの構築につながっています。
また、農園で栽培された野菜を店舗で提供することにより、普段の食事やコーヒーを通じて、お客様にも資源循環を身近に感じていただける機会が生まれています。
都市部における飲食店と農業の連携は、廃棄物を資源として活用するだけでなく、地域内での新たな価値の創出にもつながる取り組みです。
■ 今後の展望 ― コーヒーのその先まで
本格的な運用開始から約半年を迎えた「WOODBERRY COFFEE COMPOST PROJECT」は、全店舗からコーヒーかすを回収する体制を構築し、半年間で5,400kgの資源化を実現しました。
今後は、この回収・堆肥化の仕組みを継続するとともに、取り組みに伴うCO2排出量の把握や環境負荷の低減効果の検証にも取り組んでいきたいと考えています。
資源を循環させる仕組みを長期的に維持していくためには、日々の店舗運営との両立や、回収・運搬、堆肥化にかかる負担などにも継続して向き合っていく必要があります。
ウッドベリーコーヒーでは、今後も冨澤ファームとの協働を通じて、焼却処理に依存しない資源循環の仕組みづくりを進め、事業活動に伴う環境負荷の低減を目指してまいります。
コーヒーを生産地から届けるだけでなく、提供した後に生まれる資源にも目を向け、その価値を次へとつなげていくこと。
これからもウッドベリーらしいコーヒーの循環のかたちをつくっていきます。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75034/22/75034-22-fc00db285da50dab94be08ad347b8ee8-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【関連記事】
WOODBERRY COFFEE WEB MAGAZINE「Closing the Loop : Coffee Compost Project」
冨澤ファーム園主・冨澤剛氏と、本プロジェクト担当・澤口優稀による対談を公開しています。
Part 01「循環を育む場所」
Part 02「コーヒーが土に還るまで」
お問合せ先:ウッドベリーコーヒー 広報担当
support@woodberrycoffee.com
<株式会社ウッドベリーコーヒーについて>
2016年から都内を中心に店舗を展開し、現在は東京・神奈川に11店舗を運営しております。コーヒーの美味しさはもちろん、オーガニック食材を使うこだわりやホスピタリティで着実にファンを増やしていく。コーヒーの味を争う競技会にも数多く入賞者を輩出。近年では、海外へ直接コーヒーの買い付けを行い活動の幅を広げている。
<会社概要>
会社名:株式会社ウッドベリーコーヒー
所在地:東京都世田谷区玉川台2-22-17
設立:2012年6月 (法人化 2017年12月)
代表:木原 武蔵
URL:https://www.woodberrycoffee.com
事業内容:飲食店の運営、コーヒー関連商品の販売、コーヒー豆の卸売、飲食領域のコンサルティング
<店舗一覧>
用賀/代官山/渋谷/荻窪/学芸大学/鎌倉/ベーカリー/たまプラーザ/玉川高島屋S.C.店/駒沢/大井町
https://www.woodberrycoffee.com/pages/location
<Online Shop>
WOODBERRY COFFEE 公式オンラインストア
https://www.woodberrycoffee.com
楽天市場
https://www.rakuten.co.jp/woodberrycoffee/
Amazon
https://www.amazon.co.jp/woodberrycoffee/
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「株式会社ウッドベリーコーヒー」のプレスリリース
- スペシャルティコーヒー専門店「ウッドベリーコーヒー」から、秋の味覚を楽しむシーズナルメニューが登場。季節限定ドリンクやコーヒー、フードを販売中10/02 14:45
- スペシャルティコーヒー専門店「ウッドベリーコーヒー」が、駒沢大学駅前「KOMAZAWA Park Quarter」に、直営10店舗目となる「駒沢店」を2025年11月11日(火)オープン予定11/07 20:58
- スペシャルティコーヒー専門店「ウッドベリーコーヒー」が、大井町駅直結複合施設「OIMACHI TRACKS」に、直営11店舗目となる「大井町店」を2026年3月28日(土)オープン予定10/17 15:55
- 「株式会社ウッドベリーコーヒー」のプレスリリースをもっと読む
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- Nintendo Switch 2 ・Nintendo Switch『ミステリーの歩き方2 人魚伝説殺人事件』×日本遺産「いざ、鎌倉」デジタルスタンプラリー in 鎌倉実施のお知らせ10/13 10:01
- アメリカン・シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」ららぽーと豊洲店「私立恵比寿中学」とのコラボキャンペーン えびちゅうメンバー8人のオリジナルコースターをプレゼント10/13 10:00
- ヘッドスプリング、Silicon & System社と資本業務提携 DTI社とAIデータセンター向け次世代電源を共同開発10/13 10:00
- Omen44、20年間のニューヨーク生活を刻んだアルバム『u.s.』10月13日待望リリース10/13 10:00
- 【開催レポート】人気園芸YouTuber・カーメン君のトークは各回満席に。70種類以上の果樹が並んだ「オザキフルーツパーク」10/13 10:00
- 最新のプレスリリースをもっと見る
