第1回「斉藤茂太賞」に星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』が決定!

プレスリリース発表元企業:一般社団法人 日本旅行作家協会

配信日時: 2016-06-09 14:00:00


 一般社団法人日本旅行作家協会(会長/下重暁子、会員数約250人)が創設した「斎藤茂太賞」の選考会が2016年6月8日に行われ、第1回受賞作が星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』に決定した。「斉藤茂太賞」は、当協会創立会長の故・斎藤茂太氏の功績をたたえ、その志を引き継ぐために創設したもの。2015年に出版された紀行・旅行記、旅に関するエッセイ及びノンフィクション作品を対象としている。審査員は下重暁子(作家・日本旅行作家協会会長)、椎名誠(作家・日本旅行作家協会名誉会員)、芦原伸(紀行作家・SINRA編集長・日本旅行作家協会会員)、種村国夫(イラストレーター・エッセイスト・日本旅行作家協会会員)。授賞式は目黒雅叙園にて2016年7月28日(木)に行われる。

報道関係各位
2016年6月9日

第1回「斎藤茂太賞」
星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』に決定!

一般社団法人 日本旅行作家協会 会長 下重暁子
斎藤茂太賞実行委員会 委員長 市岡正朗

 一般社団法人日本旅行作家協会(会長/下重暁子、会員数約250人)が創設した「斎藤茂太賞」の選考会が2016年6月8日に学士会館にて行われ、以下のとおり第1回受賞作が決定した。
 「斎藤茂太賞」は、長年にわたり世界と日本の旅行文化の発展に貢献した当協会創立会長の故・斎藤茂太氏の功績をたたえ、その志を引き継ぐために創設したもので、紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰するものである。
 なお、授賞式は2016年7月28日(木)18時30分から、目黒雅叙園4F「飛鳥」にて行われる。正賞は鍛金で作られた「翼果のトロフィー」で、 副賞は「30万円」。

[第1回「斎藤茂太賞」受賞作]
星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』(岩波書店)

[第1回「斎藤茂太賞」特別賞]
田中真知『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)

[選考委員]
下重暁子(作家・日本旅行作家協会会長)
椎名誠(作家・日本旅行作家協会名誉会員)
芦原伸(紀行作家・SINRA編集長・日本旅行作家協会会員)
種村国夫(イラストレーター・エッセイスト・日本旅行作家協会会員)

[最終候補作]
石田千『唄めぐり』(新潮社)          
田中真知『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)
竹沢うるま『The Songlines』(小学館) 
星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』(岩波書店)

[選考委員総評](下重暁子)
最終選考の対象となった4作品はどの作品も素晴らしいものであった。最終的にこの賞にふさわしい作品を選ぶには、斎藤茂太創立会長がどういう人だったかを念頭に置く必要があった。さまざまな顔をもち、旅の楽しみ方も実にユニーク。そしてユーモアに富み遊び心を失わない。そんなエッセンスを最も有するのが受賞作。専門家として一つのテーマを追いかけながら、フィールドワークをめいっぱい楽しんでいる様子が伝わり、読み手を飽きさせないおもしろい作品に仕上がっていることが決め手となった。特別賞に選んだ作品は、冒険心と好奇心に満ちた旅の顛末記で、旅の感動やおもしろさを素朴に伝える旅行記の原点ともいえる読み物。まったく違うタイプの2作品を選ぶことができたのは僥倖であったと思う。お二人の今後に期待して、賞をお贈りしたい。(談)


[第1回「斎藤茂太賞」お問い合わせ]
一般社団法人 日本旅行作家協会事務局(担当/八重野充弘)
〒104‐0061 東京都中央区銀座1-5-5 明興ビル4F
TEL03‐3538‐2345 FAX03‐3538‐2346
E-mail:jtwo@minos.ocn.ne.jp




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