ライトアップ、米TypeSafe AIの新型AIモデル「Jev」の導入支援を開始。自社サービス第一弾として、会議中に業務フロー図をリアルタイム生成する「その場フロー」を提供開始

プレスリリース発表元企業:(株)ライトアップ(証券コード:6580)

配信日時: 2026-09-21 08:00:00

テキストを生成せず確率つきの判定を返す「Jev」とLLMを多段に組み合わせ、ハルシネーションの混入を抑制。その場フローは2026年9月24日提供開始、先着5社を募集。



株式会社ライトアップ(証券コード:6580)は、米TypeSafe AI社の新型AIモデル「Jev(ジェブ)」を活用し、企業の業務効率化やサービス開発を支援する「Jev導入支援」を開始します。
あわせて、Jevを活用した自社サービスの第一弾として、会議の音声から業務フロー図をリアルタイムに生成する業務コンサルAI「その場フロー」を、2026年9月24日より提供開始します。
ライトアップは、自社サービスにJevを組み込んで得た知見をもとに、Jevを使う企業の支援と、Jevを活用した自社サービスの開発を並行して進めていきます。
提供開始
■Jev導入支援
2026年9月24日提供開始
先行導入:先着5社
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Jevとは
Jev(ジェブ)は、米TypeSafe AI社が2026年9月に公開したAIモデルで、同社は「System Oneモデル」と呼んでいます。
ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)のようにテキストをトークン単位で逐次生成するのではなく、入力された状況(コンテキスト)に対し、あらかじめ型を定義した問い(はい/いいえ・選択・段階評価)への答えを、確率つきの構造化データとして返します。
出力が型付きの値で返るため、後続のプログラムがそのまま処理でき、LLMの自由記述の出力のように解析(パース)して値を取り出す工程を挟まずに済みます。問い合わせの振り分け、書類のチェック、発言の分類など、答えの型が決まっている判断を大量に繰り返す処理に向いています。
一方で、文章の作成や説明は行いません。LLMとどう役割を分けて組み合わせるか、そのアーキテクチャの設計が活用の鍵になります。
Jev導入支援とは
Jevを使って業務を効率化したい企業と、Jevを使ってサービスを作りたい企業に向けた、ライトアップの支援サービスです。
業務のどこにJevを使えるかの見極めから、問いの型(スキーマ)の設計、LLMとの役割分担を含むアーキテクチャ設計、試作、運用までを伴走。
今回、Jevを自社サービス「その場フロー」に組み込み、現場での活用をすすめます。自社で設計・実装して得た知見を、そのまま支援に生かしてまいります。
自社サービス第一弾「その場フロー」とは
その場フローは、会議中の発言から業務に関する内容だけを選び出し、担当部署ごとのレーンに分かれた業務フロー図(スイムレーン図)をリアルタイムに生成する業務コンサルAIです。
図は会議の進行に合わせて更新されます。参加者はできあがっていく図をその場で確認し、訂正や手順の追加を口頭で伝えるだけで反映できます。生成した図はdraw.io形式で出力され、そのまま編集・保存できます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42366/395/42366-395-2ed8fab5c4fdd783335466856fa90f56-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


背景・課題
業務改善やDXは、現状業務の可視化から始まります。
しかし多くの現場では、業務フローの作成がいまも人手に頼っています。
・ヒアリング内容を担当者が持ち帰り、図に起こすまでに日数がかかる
・できあがった図に認識のずれがあると、確認の会議がもう一度必要になる
・図が固まるまでの間、改善の議論そのものが進まない
業務改善の初動を遅らせているのは、改善策を考える時間ではなく、「いまどうなっているか」をそろえるまでの時間です。
課題の構造
会議の文字起こしログをLLMに渡し、業務フロー図を生成させる方法も広がっています。
ただしLLMには、発言されていない手順をもっともらしく補ってしまう「ハルシネーション」が起こりえます。業務の記録である業務フロー図にとって、これは見過ごせない問題です。
さらにこの方法では、図ができあがるのは会議が終わったあとです。その時点で、業務を知っている参加者はすでに解散しています。
・LLMが生成した図を、担当者が確認する
・分からない点や誤りを、現場に問い合わせる
・修正した図を、もう一度確認してもらう
この往復は、作図の道具がAIに変わっても残ります。
つまり問題は作図の速さではなく、業務を知る人がそろっている時間のうちに、図を決めきれないことです。
解決策:「作るAI」と「疑うAI」の分業アーキテクチャ
会議中に図を描き続けるには、発言のたびにAIが判断を重ねる必要があります。すべてをLLMに任せると、推論のレイテンシ(応答の遅れ)とコストの面で、会議の進行に追いつきにくくなります。
その場フローでは、判定を担うJev(疑うAI)と、生成を担うLLM(作るAI)に役割を分け、最終的な図の更新はAIではなくプログラムが行う4段の処理パイプラインを構成しました。
- Jevが、発言ごとに「業務の話か」「図に何をすべきか(追加/修正/削除/なし)」の2点を確率で判定する
- 確率が基準(しきい値)を超えた発言だけを、LLMが「誰が・何をする・どこにつなぐ」という図の操作(オペレーション)に変換する
- Jevが、その操作を1件ずつ再検証する。検証の観点は「本当に発言されたか」「既存の手順と重複していないか」「担当は誰か」の3点
- 検証を通過した操作だけを、プログラムがdraw.io形式の図に反映する。確率が低かった操作は破棄するか、「要確認」として残す

生成するAIの出力を、別のAIが疑って検証する。図を書き換える最後の一手は、プログラムが決定論的に実行する。この多段構成により、ハルシネーションの混入を抑えながら、会議のスピードに追従します。そのうえで、その場にいる当事者が図を見て直すことで、会議の中で図を確定させていきます。
主な機能
■業務の話だけを拾う
雑談や業務に関係のない発言は図に反映しません。発言ごとに、業務プロセスに関する内容かどうかを瞬時に判定します。
■分岐・差し込み・訂正に追従
「在庫がなかった場合は…」といった条件分岐、「出荷の前に…」といったフロー上の正しい位置への手順の差し込み、「さっきの担当は営業事務ではなく…」といった訂正も、会話の流れのまま図に反映します。
■曖昧な点は「要確認」として残す
担当者が明言されていない手順や、根拠の弱い手順は破線で表示し、会議中に確認すべき事項として一覧にも表示します。
■draw.io形式で出力
生成した図はdraw.ioでそのまま編集でき、.drawio(XML)ファイルやPNG画像で保存できます。
■オンライン会議にも対応
マイク入力のほか、Web会議のブラウザタブ音声も入力として取り込めます。
想定する利用シーン
・業務改善・BPR・システム導入前の現状業務ヒアリング
・業務の引き継ぎ、マニュアル整備、内部統制文書の作成
・コンサルタントや情報システム部門による要件定義ワークショップ
導入後の姿
その場フローの導入により、業務の可視化は次のように変わります。
・ヒアリングの会議が終わった時点で、参加者がその場で確認した業務フロー図の下書きが手元に残る
・認識のずれを、後日の確認会議ではなく、会議の場で解消できる
・その場で決めきれなかった点は「要確認」として一覧に残り、宿題がはっきりする
・図をdraw.ioで編集し、マニュアルや社内文書に展開できる
業務改善の担当者は、図を描いて確認を回す作業よりも、どう改善するかを考える時間に力を使えるようになります。
今後の展望
ライトアップは今後、Jevを活用した自社サービスを順次提供してまいります。
あわせて、Jev導入支援による企業ごとの業務効率化・サービス開発の支援と、全国の代理店ネットワークを通じた提供を進め、専任の担当者を置きにくい中小企業にも業務の可視化を届けていきます。
ライトアップは「全国、全ての中小企業を黒字にする」というビジョンのもと、AIを活用した業務改善の支援を進めてまいります。
本件に関するお問い合わせ
株式会社ライトアップ 【相澤、梅澤、杉山】
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会社概要
株式会社ライトアップ
「全国、全ての中小企業を黒字にする」をビジョンに掲げ、中小企業向けに30種を超える自社AIサービスを開発・提供する、東証グロース上場(証券コード:6580)のAI企業です。顧客データベース15万社、全国の代理店ネットワーク1,500社を通じて、中小企業の経営改善と生産性向上を支援しています。
所在地:東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー32F
市場:東証グロース(証券コード:6580)
事業内容:AIソリューション事業

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