【愛知県豊橋市】特区でワイン造りがスタート! 構想10年、悲願の「豊橋ワイン」が産声を上げる
配信日時: 2026-08-18 14:09:21
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25583/985/25583-985-57eb44da3d75e18a8a4616a320d2499d-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「豊橋ワイン特区」の認定を受けた愛知県豊橋市で、地元の特産フルーツを使ったワイン造りが2026年8月、いよいよ始動します。構想から10年、悲願の豊橋産ワインを形にするのは、石巻地区でブドウや柿を栽培し、「とよはしワイナリー・チロル」を運営する株式会社チロル代表の岩瀬宏二さん(50)。「このまちの果物で、このまちを笑顔にしたい」と、新たな挑戦への決意を語ります。
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醸造設備について説明する岩瀬さん
2026年7月24日(金)、一般公開に先立ち市職員向けに行われた見学会で、いよいよ醸造が始まる施設内部がお披露目されました。ワイナリーは木造二階建て延べ床面積166.33平方メートル (50.21坪)で、チロルの農園に隣接しています。
「令和8年8月8日」末広がりの日に醸造開始
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25583/985/25583-985-d0349e119220bbbdac5b23a40fb51b16-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]岩瀬さんのブドウ畑、暑さに負けずたわわに実る
醸造の舞台となるのは、果樹栽培が盛んな豊橋市北部の石巻地区。岩瀬さんがワイン用ブドウの苗木を植えはじめたのは2014年。その苗木からブドウができた2016年からは、小牧市のワイナリーへ持ち込んで製造を委託するようになりました。2020年以降は、ワイナリーの設備を借りて、自ら一緒にワイン造りを行い、醸造の知識とスキルを身に付けるなど、準備を進めてきました。
岩瀬さんにとってワインは「6次化の最高峰」。農家がこだわり抜いて作った原料(ブドウ)を、醸造家がワインにし、それをソムリエがストーリーとして語り、消費者が料理とのマリアージュを楽しむ、という流れに大きな魅力を感じています。
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1,000リットルのタンクは3基備える
昨年11月に完成したとよはしワイナリー・チロルには、200リットルから1,000リットルまでの計8基のタンクが並び、年間2,000リットルの生産を見込んでいます。醸造開始日は、「末広がりで縁起が良い」という理由から、令和8(2026)年8月8日にこだわりました。
地域とつながる「豊橋ワイン」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25583/985/25583-985-224bb33363b4f074e6d76c7a870e398a-3900x2189.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]佐野さんデザインのラベル
ワイナリーには、お隣りの豊川市の企業「ゴトウコンクリート」が製造するまゆ型コンクリートタンクも導入され、設備面からも地域色が打ち出されています。岩瀬さんが目指すのは、単に豊橋産原料を使うだけでなく、豊橋で醸造まで行う正真正銘の「豊橋ワイン」。ラベルデザインも豊橋市在住の漫画家、佐野妙さんが担当。日本文化の「マンガ」をモチーフに据えることで、将来的な世界進出も視野に入れています。
12月には次郎柿を使ったワイン造りスタート
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25583/985/25583-985-78ed9e57a7a5b6a5c6764347fc312ae0-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]いよいよ醸造が始まるとよはしワイナリー・チロル(豊橋市石巻西川町で)
8月8日に仕込むのは巨峰(白)。秋には、日本のワイン用ブドウ品種であるマスカット・ベーリーA(赤)、ヤマ・ソーヴィニヨン(赤)、甲州(白)へと続きます。そして12月には、豊橋が誇る特産品「次郎柿」を使ったワイン造りに乗り出します。
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岩瀬さんが育てた巨峰
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醸造に使用するブドウと柿はすべて岩瀬さんが自ら育てたものです。土着品種のブドウを、日本では一般的な栽培方法「棚栽培」で育てることで、将来の海外輸出を見据え、海外の消費者が求める「その国らしさ」を追求しています。
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[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25583/985/25583-985-6f3dc1bb766233071c519c4bd2f74ab1-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
次郎柿をワインの原料に選んだのも、いかに「豊橋らしさ」を表現できるかを追求した結果です。一方で、あえて「次郎柿らしさ」を前面に出しすぎないことを意識しています。「余った柿の加工品」という発想ではなく、「消費者が本当に欲しがる美味しい豊橋ワイン」の実現。そのために柿特有の渋みを取り除き、酸味を補うことで「キンキンに冷やしてくっと飲める」爽やかな味わいの白ワイン、柿を原料としながらもまずは「ワインとして美味しいこと」を目指します。
今後の展開としては、醸造酒「マッコリ」のような乳酸発酵タイプ、微発砲、果肉入りなど、原料の可能性を広げる多様なバリエーションも構想されています。
ワイン特区が切り拓く農業の未来
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25583/985/25583-985-ef378980fbc52c36a73a8d170e470836-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回の醸造開始の背景には、2015年に愛知県全域が国家戦略特区に指定され、昨年6月に「豊橋ワイン特区」として認定された経緯があります。通常、果実酒の製造免許取得には年間6,000リットルの最低製造量が必要ですが、特区では2,000リットルに緩和されます。
これにより、小規模な農家でも自身のブドウだけでワインを造ることが可能になり、農業の多角化や観光ビジネスとの連動が期待されています。
さらに現在、石巻地区では東名高速道路の「豊橋新城スマートインターチェンジ」の整備も進んでおり、岩瀬さんはワインを軸とした新たな賑わいづくりにも期待を寄せています。
8月に仕込んだ巨峰の白ワインは年明けに、次郎柿のワインが来年初夏に消費者のもとへ届けられる予定です。ワイナリーへの注目度も高く、すでに募集が締め切られた市民向け見学会は満員となるなど、大きな期待が寄せられています。
今後のイベントやワークショップの情報は、とよはしワイナリー・チロルの公式Instagram(https://www.instagram.com/tirol_wine/)で発信される予定です。
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