【開催報告】 原宿からクラシック音楽を子どもたちへ「Supported by WITH HARAJUKU こども音楽食堂」に200人を超える子どもたちが参加
配信日時: 2026-07-29 18:45:31
「スマホで聴く音との違いが分かった」「音楽家になりたい」 生演奏との出会いが子どもたちの心を動かす
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演奏はパシフィックフィルハーモニア東京
社会福祉法人さぽうと21(理事長:蘭〈あららぎ〉信三)は、2026年7月24日(金)から26日(日)までの3日間、JR原宿駅前の複合商業施設「WITH HARAJUKU」において、「Supported by WITH HARAJUKU こども音楽食堂」を開催しました。
本事業は、子どもたちが家庭環境や経済状況に左右されることなく、プロによる生演奏による質の高い芸術に触れる機会を提供し、「音楽体験格差」の解消を目指す取り組みです。今回は5歳から15歳までの子どもたち200人以上が保護者とともに参加し、プロのオーケストラによる生演奏と食事を楽しみました。
演奏を担当したのは、さぽうと21と継続的に協働しているパシフィックフィルハーモニア東京(理事長:吹浦忠正)。また、本事業は、株式会社シルバーバックス・プリンシパル(代表取締役社長:日野洋一)より特別協賛をいただき実施しました。
会場となったのは、WITH HARAJUKU地下1階スペース・ストリートです。3日間にわたり、各日4回のミニコンサートを開催しました。プログラムは回ごとに趣向を凝らし、小太鼓やフルート奏者が後方から登場する《ボレロ》や、観客が手拍子で参加する《ラデツキー行進曲》などを披露。予定していた約20分の演奏は、子どもたちの熱心な反応に応え、30分近くに及ぶこともありました。
参加した子どもたちからは、「迫力ある音がすごかった」など、生演奏ならではの魅力を実感する声が寄せられました。ミャンマールーツの15歳の少年は、「スマホで聴く音と間近で聴く音の違いが分かりました」と語り、8歳の少女は、「フルートの音がよかった。大きくなったら音楽家になりたい」と目を輝かせていました。
猛暑が続く中での開催となりましたが、塩あめや東京ヤクルト販売株式会社より提供いただいたミネラルウォーターを配布し、熱中症対策を徹底しました。また、WITH HARAJUKUおよび原宿クエスト館内の対象店舗で利用できる食事券(協力店舗:牛かつもと村 ウィズ原宿店、EATALY HARAJUKU、オーバカナル、資生堂パーラー ザ・ハラジュク、YET)を配布し、音楽と食事の両方を楽しめる機会を提供しました。
本事業の立ち上げ当初から参加しているパシフィックフィルハーモニア東京のバイオリン奏者、剣持由紀子さんは、「生の音を浴びる体験は、子どもたちにとってかけがえのないものです。スマホで聴く音との違いを感じてもらえたなら、とてもうれしいです」と話しました。
会場では参加者だけでなく、国内外から訪れた多くの来街者も足を止めて演奏に耳を傾ける姿が見られ、クラシック音楽が響く3日間となりました。WITH HARAJUKUの担当者は、「今日、ここで音楽を楽しんだことがきっかけとなって、子どもたちが大きくなってWITH HARAJUKUを訪れてくれればうれしいです」と期待を寄せています。
さぽうと21は今後も、企業・団体との連携を通じて、子どもたちが文化芸術に触れる機会を広げ、音楽体験格差の解消に向けた取り組みを継続してまいります。
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《ボレロ》では、小太鼓奏者がエスカレーターを使って登場
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《ラデツキー行進曲》に合わせて手拍子
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WITH HARAJUKU B1スペース・ストリートで演奏
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東京ヤクルト販売株式会社からご寄付いただいたミネラルウォーター
■「こども音楽食堂」について
社会福祉法人さぽうと21が本年度より新たに取り組む「こども音楽食堂」は、一般社団法人パシフィックフィルハーモニア東京と協働して展開する、子どもたちへの文化・芸術支援事業です。
子どもの成育環境によって文化・芸術体験の機会に差が生じる「体験格差」が社会課題として注目されるなか、34年以上にわたり難民や外国ルーツの人々の自立支援に取り組んできたさぽうと21の支援ノウハウと、パシフィックフィルハーモニア東京の芸術性を融合。経済的事情や家庭環境などにより文化・芸術に触れる機会が限られている子どもたちへ、音楽体験と軽食を届けることで、体験格差の解消を目指しています。
■社会福祉法人さぽうと21について
社会福祉法人さぽうと21は、日本に定住する難民、中国帰国者、日系定住者及びその子弟など、外国ルーツの人々の自立を支援する団体です。難民の日本への定住支援を目的として1979年に設立された「インドシナ難民を助ける会」(現・AAR Japan [認定NPO法人難民を助ける会])の国内事業を引き継ぎ、1992年に社会福祉法人として設立されました。
■ 一般社団法人パシフィックフィルハーモニア東京について
1990年設立。飯森範親音楽監督のもと、クラシックを軸にオペラ、バレエ、さらにはアニメやゲーム音楽まで多彩なジャンルの演奏を展開しています。2018年からは練馬区での定期演奏会を開始。子どもたちに音楽を届ける活動を重視し、オーケストラならではの響きと調和の姿を伝えるべく、地域や教育現場に寄り添った地道な演奏活動を積み重ねています。
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