【母の日特別調査】母娘500組の87.2%が「肌悩みの遺伝」を実感|シミ・ほくろ・肝斑の遺伝率と3つの予防戦略
配信日時: 2026-05-11 09:00:00
皮膚科医が解説する「受け継がれる肌質」への科学的アプローチと早期対策の重要性
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、シミやほくろの「できやすさ」は遺伝的要因が大きく影響しますが、発症を防ぐことは可能です。肝斑は母から娘へ受け継がれやすい傾向があり、調査では母親に肝斑がある娘の68.4%が同様の症状を持っていました。ただし、遺伝的素因があっても、紫外線対策と適切なスキンケアにより発症リスクを大幅に軽減できることが皮膚科学的に証明されています。
・母娘500組の87.2%が『同じ肌悩みを持っている』と回答し、肌質の遺伝を実感
・最も遺伝を感じる肌悩み1位は『シミのできやすさ』(52.8%)、2位は『ほくろの多さ』(41.6%)
・母親に肝斑がある娘の68.4%が同様の肝斑症状を発症、遺伝的影響が顕著に
用語解説
■ 肝斑(かんぱん)とは
肝斑とは、30~40代の女性に好発する、頬骨や額に左右対称に現れる茶褐色のシミである。女性ホルモンの変動が発症に関与し、妊娠・出産や経口避妊薬の使用をきっかけに発症することが多い。紫外線や摩擦で悪化しやすく、通常のシミとは治療法が異なる特徴を持つ。
■ メラニン生成能(メラノサイト活性)とは
メラニン生成能とは、皮膚の色素細胞(メラノサイト)がメラニン色素を産生する能力のことである。この能力は遺伝的に決定される部分が大きく、メラニン生成能が高い肌質は紫外線によるシミができやすい傾向がある。
■ 光老化(ひかりろうか)とは
光老化とは、長年の紫外線暴露により皮膚に蓄積するダメージのことである。シミ、シワ、たるみの主要な原因であり、自然な加齢による老化とは区別される。遺伝的に紫外線感受性が高い肌質では光老化が進行しやすい。
遺伝的要因が大きい肌悩みと後天的要因が大きい肌悩みの比較
[表: https://prtimes.jp/data/corp/56499/table/186_1_7032f97bf739506633867e57a7498a85.jpg?v=202605111045 ]
※一般的な目安であり、個人差があります。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、2026年5月11日の母の日を前に、母と娘の「肌悩みの遺伝」に関する意識調査を実施しました。本調査では、全国の母娘500組(計1,000名)を対象に、親子間で共通する肌悩みの実態と遺伝に対する意識を調査し、皮膚科医の視点から科学的な解説を行います。
調査背景
「母親と同じシミができてきた」「ほくろの多さが親譲り」といった声は、皮膚科の診療現場で日常的に聞かれます。肌質や肌悩みの遺伝的要因に関する関心は年々高まっており、特に母娘間での肌質の類似性は多くの女性が実感するところです。しかし、何がどの程度遺伝するのか、そして遺伝的素因がある場合でも予防や治療は可能なのかについては、正確な情報が不足しています。母の日という親子の絆を考える機会に、肌悩みの遺伝に関する実態を明らかにし、科学的根拠に基づいた予防・対策情報を提供することを目的として本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:全国の20~50代の母娘ペア(母親40~70代、娘20~50代)で、肌悩みを持つ方
調査期間:2026年4月13日~4月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:500名
調査結果
【調査結果】87.2%の母娘が「同じ肌悩みを持っている」と実感
設問:あなたとお母様(またはお嬢様)で、同じ肌悩みを持っていると感じますか?
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56499/186/56499-186-b21e42ee7408193e670d063b8e1e61a7-899x883.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
9割近くの母娘ペアが肌悩みの共通性を実感していることが明らかになりました。「とても感じる」と回答した42.6%の多くは、シミやほくろの位置まで似ていると感じているケースが含まれており、遺伝的要因への関心の高さがうかがえます。
【調査結果】『シミのできやすさ』が52.8%で遺伝実感トップ、次いで『ほくろの多さ』41.6%
設問:最も「遺伝した」と感じる肌悩みは何ですか?(1つ選択)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56499/186/56499-186-a173641c5493c943aeb58163d8d5ea41-1485x881.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シミとほくろという色素系の肌悩みが上位を占めました。これは皮膚科学的にも妥当な結果で、メラニン生成能やメラノサイトの活性は遺伝的要因が大きいことが知られています。一方、毛穴やシワは後天的要因の影響も大きいため、遺伝実感は相対的に低くなっています。
【調査結果】母親に肝斑がある娘の68.4%が同様の症状を発症
設問:お母様に肝斑がある方にお聞きします。あなた自身も肝斑の症状がありますか?
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56499/186/56499-186-7c6ca1a97ca1c27a0f2e6d42315d3160-1041x883.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
母親に肝斑がある場合、娘も68.4%という高い確率で肝斑を発症していることが判明しました。肝斑は女性ホルモンとの関連が深く、母娘で体質が類似することが発症率の高さに影響していると考えられます。「今のところない」と回答した25.4%も、今後の発症リスクを考慮した予防策が重要です。
【調査結果】78.6%が紫外線対策を実施も、専門的治療を受けているのはわずか12.4%
設問:遺伝的な肌悩みに対して、どのような対策を行っていますか?(複数選択可)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56499/186/56499-186-3b81215677e353c2e009b915b6f454ac-1485x881.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
セルフケアとしての紫外線対策は広く浸透している一方、皮膚科での専門的治療を受けているのは12.4%にとどまりました。遺伝的素因のある肌悩みは、セルフケアだけでは限界があるケースも多く、早期の専門相談が効果的な対策につながる可能性があります。
【調査結果】62.8%が母娘で肌悩みについて相談経験あり、情報共有が予防意識向上に
設問:母娘で「肌悩みの遺伝」について話し合ったことはありますか?
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56499/186/56499-186-e0a5844d8c26f2dbdab95aaf04ee16c3-951x883.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
6割以上の母娘ペアが肌悩みについてコミュニケーションを取っていることがわかりました。「よく話し合う」と回答したグループでは、予防対策の実施率が有意に高く(86.3%)、親子間の情報共有が早期対策の意識向上につながっている傾向が見られました。
調査まとめ
本調査により、母娘間での肌悩みの遺伝に対する実感は非常に高く、87.2%が「同じ肌悩みを持っている」と回答しました。特にシミのできやすさ(52.8%)やほくろの多さ(41.6%)といった色素系の肌悩みで遺伝を強く感じており、肝斑については母親に症状がある場合、娘の68.4%が同様の症状を発症していることが判明しました。一方で、専門的治療を受けているのはわずか12.4%にとどまり、遺伝的素因があっても適切な対策が取られていない現状が浮き彫りになりました。母の日を機に、親子で肌の健康について話し合い、必要に応じて専門家に相談することが、将来の肌悩み予防につながります。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、肌質や肌悩みの遺伝は確かに存在しますが、『遺伝だから仕方ない』とあきらめる必要は全くありません。遺伝的素因があっても、適切な予防と早期対策により、症状の発現を抑えたり、軽度に留めたりすることは十分に可能です。
今回の調査で注目すべきは、肝斑の母娘間での発症率の高さです。68.4%という数字は、肝斑が単なる「加齢によるシミ」ではなく、遺伝的な体質が大きく関与していることを示しています。肝斑は通常のシミとは発症メカニズムが異なり、レーザー治療で悪化するケースもあるため、正確な診断と適切な治療法の選択が重要です。
ほくろの数や位置についても、遺伝的要因が大きいことが知られています。ほくろ自体は良性ですが、数が多い方や家族に皮膚がんの既往がある方は、定期的な皮膚科でのチェックをお勧めします。特に、急に大きくなった、色が変わった、形が不規則になったなどの変化がある場合は、早めに受診してください。
シミのできやすさは、メラニン生成能の個人差に起因します。この能力は遺伝的に決定される部分が大きいですが、紫外線暴露を最小限に抑えることで、シミの発生を大幅に予防できます。調査では78.6%が日焼け止めを使用していましたが、「塗り直し」まで徹底している方は少数派でしょう。2~3時間ごとの塗り直しが、予防効果を最大化します。
母娘で肌悩みについて話し合うことは、予防意識の向上に非常に効果的です。お母様の経験から、何歳頃にどのような症状が出始めたか、どのような対策が効果的だったかを共有することで、娘世代は先手を打った予防策を講じることができます。
【エビデンス】日本皮膚科学会の美容皮膚科ガイドラインでは、肝斑の治療においてトラネキサム酸の内服やハイドロキノン外用が推奨されています。また、光老化予防には日常的な紫外線対策が最も効果的であることが、複数のエビデンスレベルの高い研究で示されています。皮膚科医としての臨床経験では、遺伝的素因のある方でも、20代から適切な予防を行っている方は、40代以降の肌状態に大きな差が出ることを実感しています。
遺伝的肌悩みへの3つの予防戦略
・徹底した紫外線対策:SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、2~3時間ごとに塗り直す
・抗酸化ケアの習慣化:ビタミンC誘導体やナイアシンアミド配合製品で酸化ストレスを軽減
・定期的な皮膚科チェック:年1回以上の専門医による肌診断で早期発見・早期対策
母娘で実践したい肌の健康管理
・家族歴の共有:どの年齢で何の肌悩みが出始めたかを母娘で情報共有する
・同じスキンケアルーティンの検討:肌質が似ている場合、効果的なケア方法も類似する傾向
・一緒に皮膚科を受診:親子で受診することで、遺伝的傾向を踏まえた総合的なアドバイスが可能
肝斑がある・出やすい方への注意点
・摩擦を避ける:洗顔やメイク時のこすりすぎは肝斑を悪化させる
・自己判断でのレーザー治療は危険:肝斑は一般的なシミ用レーザーで悪化することがある
・ホルモンバランスの管理:妊娠・出産・更年期など変動期は特に注意が必要
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. シミは本当に遺伝するのですか?
A. シミ自体が遺伝するのではなく、『シミができやすい肌質』が遺伝します。
メラニン色素を作る能力(メラニン生成能)は遺伝的に決定される部分が大きく、この能力が高い方は紫外線を浴びた際にシミができやすくなります。今回の調査では52.8%がシミのできやすさに遺伝を感じていました。ただし、紫外線対策を徹底することで、遺伝的素因があってもシミの発生を大幅に抑えることが可能です。
Q2. ほくろの数は親から子に遺伝しますか?
A. はい、ほくろの数や出現傾向は遺伝的要因が70~80%を占めると考えられています。
ほくろ(母斑細胞母斑)の数には強い遺伝的傾向があり、調査でも41.6%が遺伝を実感していました。ほくろ自体は良性腫瘍ですが、数が多い方は定期的な皮膚科チェックをお勧めします。急な変化(大きくなる、色が変わる、形が不規則になる等)がある場合は、早めに皮膚科を受診してください。
Q3. 肝斑は母から娘に受け継がれますか?
A. 肝斑の発症しやすさは母娘間で高い確率で受け継がれ、調査では68.4%の発症率でした。
今回の調査で、母親に肝斑がある娘の68.4%が同様の症状を持っていることが判明しました。肝斑は女性ホルモンの影響を受けやすい体質が関係しており、この体質が遺伝すると考えられています。お母様に肝斑がある場合は、20~30代から摩擦を避けるスキンケアと徹底した紫外線対策を始めることで、発症を遅らせたり軽度に留めたりできる可能性があります。
Q4. 遺伝的な肌悩みに対して効果的な治療はありますか?
A. 遺伝的素因があっても、現代の皮膚科治療で多くの肌悩みは改善可能です。
調査では専門的治療を受けているのは12.4%にとどまりましたが、皮膚科では遺伝的な肌悩みに対しても効果的な治療法があります。シミにはレーザー治療や光治療、肝斑にはトラネキサム酸内服とハイドロキノン外用の併用、ほくろには外科的切除やレーザー治療などが適応されます。重要なのは正確な診断に基づいた治療法の選択であり、自己判断での対処は避けることをお勧めします。
Q5. 何歳から遺伝的な肌悩みの予防を始めるべきですか?
A. 予防は早ければ早いほど効果的であり、10代後半~20代前半からの開始を推奨します。
肌への紫外線ダメージは蓄積性であり、若い頃からの対策が将来の肌状態を大きく左右します。調査で「母娘で肌悩みについてよく話し合う」と回答したグループでは予防対策実施率が86.3%と高く、早期からの意識づけが効果的であることが示されました。特に家族歴がある方は、お母様の肌悩みが出始めた年齢の10年前から本格的な予防を始めることをお勧めします。
放置のリスク
・遺伝的素因を知らずに対策を怠ると、同年代より早く・強く肌悩みが現れる可能性
・肝斑を通常のシミと誤認し、不適切なレーザー治療で悪化させるリスク
・ほくろの変化を見逃すことによる皮膚がん(悪性黒色腫)の早期発見機会の損失
こんな方はご相談ください|受診の目安
・母親と同じ肌悩みが20~30代で出始めた場合は、早めに皮膚科で相談を
・ほくろが急に大きくなった、色や形が変わった場合は速やかに受診
・肝斑かシミか自己判断できない場合は、治療前に必ず皮膚科で診断を受ける
・市販の美白製品で3ヶ月以上効果を感じない場合は専門的治療を検討
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚科・形成外科の医師による正確な診断と最適な治療法の提案
・肝斑・シミ・ほくろそれぞれに特化した治療機器と治療プロトコルを完備
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開で通院しやすい立地
・母娘での同日受診も可能、親子の肌質を踏まえた総合的なアドバイスを提供
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