プリント基板設計データの検図工数90%削減 「Quadcept」が「PollEx DFM/DFE」との検図シンクロ機能をリリース
配信日時: 2015-07-03 10:30:00
Quadcept株式会社(クアッドセプト、本社:大阪市北区、代表:仲田 徹、以下 Quadcept)は、同社が提供するプリント基板設計用ツール PCB DesignerとPollEx(Polliwog Corporation)のDFM(製造性検証)、DFE(電気特性検証)を連携し、検図時間の大幅短縮機能を追加した新バージョンをリリースいたしました。
・Quadcept 製品ページ
http://www.quadcept.com/ja/product/verification.html
・PollEx DFE
http://polliwog.co.jp/?page_id=397
・PollEx DFM
http://polliwog.co.jp/?page_id=381
通常、プリント基板設計者は、CAD側でデザインルールチェック(DRC)を行うことはできるものの、電気特性検証(DFE)や企業ノウハウの集積である製造性検証(DFM)については、目視確認や、高額な検証ツールでのチェック、CAM編集ツールへデータを引き渡すなど、検証作業に多くの時間と労力を費やさなければなりません。また、製造前工程での検証は出戻りが発生することも多く、設計、製造時間の圧迫につながります。
本連携により、設計を行いながらのDFM、DFEのリアルタイムチェックが可能となります。設計者は予め重要な電気特性と製造チェック項目の設定を行い、Quadcept PCB DesignerからPollEx DFM/DFEへダイレクトにデータ連携を行います。連携された設計データはPollEx DFM/DFE側でオートマチックにバッチチェックが実行され、結果は瞬時にCAD側へフィードバックされます。Quadcept画面上でシンクロし、問題の箇所がハイライトで表示されるなどの機能連携により、今まで2日間掛かっていた検証、検図の時間が、わずか1時間で完了するなど、作業の大幅な短縮と高品質な設計を実現いたしました。
Polliwog社は、製品の設計評価に効率的なDFM/DFEなどの検証システムの開発でグローバルに展開しているメーカーですが、今回のQuadceptとの連携を皮切りに、今後は中小・中堅のセットメーカーも対象にした導入コストの低いツールを提供する予定です。
■「Quadcept」について
「Quadcept」は、初期費用無料の回路設計・プリント基板設計用のCADソフトウエアです。初期費用・保守費用・バージョンアップ費用すべて無料、月額使用料3,800円~で使用することが可能です。ハイエンドクラスのCADソフトと比べて、ランニングコストを最大90%削減することを実現しました。「Quadcept」は、業界で初めてクラウド型の電子CADを提供、無償ネットリスト変換・照合サービスである「NET CHANGER」や、インターネットで基板の製造を直接発注できる機能を提供するなど、ユーザ目線かつ業務効率化を追求した設計思想で開発しており、2015年6月現在13,000人以上のユーザに利用されています。
■会社概要
社名 : Quadcept株式会社
所在地 : 〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町4 野村梅田A 704
代表 : 仲田 徹
URL : http://www.quadcept.com
Facebook: https://www.facebook.com/quadcept
Twitter : @Quadcept
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プレスリリース提供元:@Press
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