「2024年 グローバル・クリーンテック 100」に、ジャパン・エナジー・ファンドの出資先企業5社が選出

プレスリリース発表元企業:ENECHANGE株式会社

配信日時: 2024-01-25 12:00:00



ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)は、2024年1月17日に発表されたクリーンテック・グループによる「2024年 グローバル・クリーンテック 100」に、ENECHANGEが運営参画する海外特化型の脱炭素テックファンド「ジャパン・エナジー・ファンド」の出資先企業であるEavor(エバー)社、Energy Dome(エナジードーム)社、Akselos(アクセロス)社、Piclo(ピクロ)社、Svante(スヴァンテ)社の5社が選出されたことをお知らせします。さらに、このリストには、ジャパン・エナジー・ファンドと並行してENECHANGEが主催して実施しているエネルギーイノベーションプログラム「ENECHANGE Insight Ventures」(以下、EIV)に参加している企業も9社選出されています。

今年で15年目を迎えるグローバル・クリーンテック・リストは、カーボンニュートラルの実現に寄与している100社のリーディングカンパニーを毎年選出している、業界で広く認知されているガイドとなっています。このリストの選定には、投資家や各国の企業幹部を含む80人の業界専門家による綿密なキュレーションにより作成されています。

クリーンテック・グループの最高経営責任者(CEO)リチャード・ヤングマン氏は、「これらの革新的な企業は、前向きな変化を牽引し、持続可能な未来への世界的な移行の促進を先導しています。「グローバル・クリーンテック 100」は、これらの企業の成果が、クリーンで脱炭素化された世界を築く上で、市場に前向きな影響を与えることを高く評価しています。」とコメントしています。

エネチェンジは、運営参画するジャパン・エナジー・ファンドを通じて、これらのリストの企業のような優れた海外技術や事業を日本に取り込み、国内での事業展開とシナジー創出に努めることで脱炭素社会への移行をより一層推進してまいります。また、EIVプログラムを通じて、世界のエネルギーテック企業と日本企業のマッチングを図ることにより、日本のエネルギー市場における革新と活性化を目指します。

2024年 グローバル・クリーンテック 100リスト https://www.cleantech.com/the-global-cleantech-100/

- 「ジャパン・エナジー・ファンド」ポートフォリオ企業

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/17121/table/371_1_d326db99a1ca8119cbeaa9cbbff0ca33.jpg ]
「ENECHANGE Insight Ventures」参加企業

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/17121/table/371_2_25de85d673d687c68fe2ab6300a8c6e4.jpg ]
- Eavor(エバー)社について

Eavor(エバー)社は、クリーンで信頼性が高く、手頃な価格のエネルギーを全地球規模で創出する専門チームが率いる技術ベースのエネルギー企業です。Eavor社のソリューション(Eavor-Loop(TM))は、従来の地熱エネルギーの課題を軽減させたことで実現している、世界初の、拡張性がある、クリーンで、出力調整が可能、ベースロード電源として需要と供給を調整できる地熱発電システムです。このシステムでは、外部環境から完全に隔離された良質の液体を、自然の地熱勾配からの伝導によって得られた熱を活用している巨大な地下のラジエーター(地熱)を通してクローズドループで循環させています。Eavor社は、Vickers Venture Partners、bp Ventures、Chubu Electric Power、BDC Capital、Chevron、BHP Ventures、Helmerich & Payne、Precision Drilling、OMV、そして現在はCanada Growth Fund(CGF)とマイクロソフトを含む、世界有数のエネルギー生産者、投資家、開発者、ベンチャー・キャピタル・ファンドから出資されています。
- Energy Dome(エナジードーム)社について

Energy Dome は、エネルギー貯蔵に革命を起こし、太陽光や風力発電を24時間365日配電可能にすることで、電力の脱炭素化を実現します。国内外で展開できるエネルギーの長期貯蔵を実現する「CO2 Battery(TM)」を開発。二酸化炭素の特性を活用し、効率的でかつコスト効率もよくエネルギーを貯蔵することができ、モジュール式で多様な環境において配置が可能です。「CO2 Battery(TM)」は、信頼性のある既存の供給網から安定的に調達できる既製部品を使用しています。継続的に大量の再生可能エネルギーを貯蔵できるため、今後のエネルギー転換を加速させます。
- Akselos(アクセロス)社について

2012年に設立されたアクセロスは、世界で最も先進的なエンジニアリング・シミュレーション技術とデジタルツイン技術を開発するスイス本社のベンチャー企業です。欧州、米国、東南アジアで事業を展開している同社の製品は、特に大型重要資産をリアルタイムでの監視を可能にしたことで、重要なエネルギーインフラの保護に役立つよう設計されています。マサチューセッツ工科大学での15年にわたる研究と米国国防総省の資金援助により開発された特許取得済みのアルゴリズムを使用するアクセロスの構造デジタルツイン技術は、エネルギー分野における設計の最適化、運用コストの削減、老朽化した資産の寿命延長を可能にします。
アクセロスは、世界経済フォーラムから2020年のテクノロジー・パイオニアに選ばれています。
- Piclo(ピクロ)社について

Picloのミッションは、送電網の脱炭素化です。私たちは、エネルギーネットワークをよりスマートで柔軟なものにし、持続可能なものにするソフトウェアソリューションを開発しています。当社の主力製品であるPiclo Flexは、エネルギーフレキシブルサービスの独立系マーケットプレイスとして業界をリードしており、システム運用者(National Grid ESOやUK Power Networksなど)が、需要の多い時や供給が少ない時に、柔軟なサービス提供者(EVなど)からエネルギー柔軟性を調達できるようにしています。2022年現在、Picloは55,000以上の柔軟性資産を登録し、総額5,700万ポンド以上の柔軟性契約を締結、16.6GWの柔軟性容量を登録、110GWの柔軟性容量を調達しています。Picloは現在、世界の6つの市場で、柔軟に設定するサポートしています。英国での主導的地位の他に、Picloは欧州と米国で存在感を高めています。
- Svante(スヴァンテ)社について

Svante社は、排出量の多い産業が既存のインフラから排出される大規模なCO2を回収し、安全に保管したり、さらに産業利用するための商業的に実行可能な方法を提供します。環境的に持続可能な方法で、産業界、あるいは大気から直接CO2を回収することにより、Svante社は産業規模の炭素回収と炭素除去を現実します。Svante社の取締役には、ノーベル賞受賞者で前エネルギー省長官のSteven Chu氏が名を連ねています。
- ENECHANGE Insight Ventures

ENECHANGE Insight Ventures(EIV、旧ジャパンエナジーチャレンジ)は、日本のエネルギー関連企業が共催し、国内企業と海外のエネルギーテック企業とマッチングし、日本のエネルギー市場のイノベーションを加速・活性化を目指すプログラムです。
URL:https://insight.enechange.com/ventures/
ENECHANGE株式会社

ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(現 東証グロース市場上場、証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。

所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 WeWork東京スクエアガーデン内14階
URL  :https://enechange.co.jp


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