「Teachme Biz Award 2023」ダイバーシティ推進賞を受賞 障害者雇用チームへの業務移管により、2800時間の生産性向上に寄与

プレスリリース発表元企業:認定NPO法人フローレンス

配信日時: 2023-12-21 19:15:47



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28029/325/28029-325-220e2f408537eea3b919c846cbd18d45-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Teachme Biz Award 2023 ダイバーシティ推進賞を受賞
認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)は、マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を提供する株式会社スタディスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:鈴木悟史)が主催する「Teachme Biz Award 2023」において、マニュアルを活用して障害のあるスタッフの活躍の幅を広げ、法人全体の生産性も向上させたことが評価され、ダイバーシティ推進性を受賞いたしました。

障害者の雇用の促進等に関する法律施行規則等の改正により、障害者雇用率は2024年度から2.5%、2026年度からは2.7%と段階的に引き上げられる予定です。

障害児保育を牽引してきた認定NPO法人フローレンスでは、2018年7年前から特別支援学校から入社した社員で構成した障害のあるスタッフが所属するチーム・通称「オペレーションズ」が中心となり、総務業務と各事業部からの業務切り出しによる業務を行っています。
Teachme Biz Award 2023では、業務のマニュアル化を通じた事業部からの業務移管により2800時間を創出し、法人内の生産性を向上させるとともに、障害のあるスタッフの活躍の場を広げることに繋がったフローレンスの「オペレーションズ」の取り組みが評価されました。
ダイバーシティ推進賞を受賞したフローレンスの取り組みについて

「Teachme Biz Award 2023 ダイバーシティ推進賞」を受賞したのは、認定NPO法人フローレンスの働き方革命事業部 オペレーションズの取り組みです。

フローレンスでは、Teachme Bizを活用して様々な業務をマニュアル化。作成したマニュアルを事業部門と共に更新する事で事業部門内での業務標準化とマニュアル閲覧が社内に浸透しました。それにより、業務標準化とマニュアル化が進んだ事業部門から、障害のあるスタッフが所属するオペレーションズにて仕事の依頼を受けることができるようになりました。オペレーションズでは、事業部門から依頼を受けて事業部門に生み出した創出時間を成果指標にしており、2021年度の創出時間は年間800時間でしたが、2023年度見込みは2,800時間、3倍以上の成果があげられたことが評価されました。

また、フローレンスでは、障害者雇用の社員に「どのような業務を、どうやってもらうのか」というノウハウの情報が社会的に不足しているとの課題感から、自社のノウハウを広く公開しています。障害者雇用チームの実務ノウハウや、チームの立ち上げ経緯などを公開することで、障害のある社員自身や総務担当者が、はじめの一歩を踏み出すために活用いただけるシリーズです。

知的・発達障害のある社員のための情報発信
フローレンス ハタカクnote記事一覧が開きます

オペレーションズの障害者サポーターは、Teachme Bizを活用したマニュアル作成方法から、業務の切り出し方、実際の業務のやり方や新たな業務の創出方法など、障害者雇用チームの立ち上げノウハウを実例や写真入りで、noteで20記事以上公開してきました。

「どんな業務を、どうやってもらうのか」と悩む総務担当者や、知的障害・発達障害のある社員が持つ悩みに対して、本人やサポーターが今日から取り入れられる「ちょっとした、お仕事ライフハック」をご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。

▼知的障害・発達障害のある社員のためのお仕事ライフハック
(マニュアル作成に関する記事)

マニュアルを作りたい_その1(note)
note記事が開きます


マニュアルを作りたい_その2(note)
note記事が開きます

認定NPO法人フローレンス 総務チーム マネージャー 天野祐作のコメント

今回は、Teachme Biz Award 2023にてダイバーシティ推進賞をいただき、大変光栄に思っています。ありがとうございます。

認定NPO法人フローレンスでは、2023年12月現在、約800名のスタッフが働いています。その、多様なメンバーの「働く」を支えているのが、総務業務と事業部門から集約した業務を担う「オペレーションズ」です。

フローレンスは、こども・子育てに関わる社会課題解決に取り組むNPOとして、障害児保育をはじめとした障害児家庭支援の事業も行っています。そんなわたしたちが、障害者雇用をスタートするにあたって時間をかけて考えたのは「障害児保育を運営するわたしたちが行う障害者雇用とはなんだろう……」ということでした。

フローレンスの事業である、障害児保育園ヘレンや障害児訪問保育アニーでお預かりしているこどもたちが、「将来こんな仕事に就きたい」と思える社会を実現したい!そんな想いで障害者雇用をスタート。今では「オペレーションズ」というチームとして、メンバーひとりひとりが事業への貢献をやりがいとして感じながら日々業務を行っています。

経費精算業務をマニュアル化してオペレーションズで精算業務の代行をできるようにした際は、依頼元の事業担当者はもちろん、経理チームからも精算申請のミスがなくなり差し戻しの工数が減ったと喜ばれました。丁寧な仕事が持ち味のオペレーションズとTeachme Bizでのマニュアル化は相性が良く、その後もこういった成功事例を重ねる事ができています。

Teachme Bizを活用してオペレーションズが担当できる業務の幅が広がり、感謝される機会も増えました。オペレーションズメンバーみんなが新しい業務へも意欲的に取り組んでくれた結果、2023年度は2800時間を創出する見込みです。今ではフローレンス社内で「オペレーションズ」の活動はなくてはならないものとなっています。これからも、わたしたちオペレーションズは「こどもたちのために、日本を変える」というフローレンスのビジョン実現に向けて、社会を変える挑戦を続けていきます。

認定NPO法人フローレンス 総務チーム マネージャー
天野 祐作
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28029/325/28029-325-f22febbfeb52b29f9f90ed78b7f11ff2-1176x849.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<天野(後列左から2番目)とオペレーションズメンバー>
「Teachme Biz Award」について

「Teachme Biz Award」は、表彰という形を通じて企業内で公開されているマニュアルの活用方法や導入成果に焦点を当てることで、より多くの利用企業に認知を拡大し更なる活用を促すこと、そしてマニュアルを通じた生産性向上の可能性を広く示すことを目的とし、「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を提供する株式会社スタディストによって2022年より開催されています。

認定NPO法人フローレンスについて


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28029/325/28029-325-54f44f134b91adce28ebc7de34e27d50-2045x761.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは未来を担うこどもたちを社会で育むために、事業開発、政策提言、文化創造の3つの軸で、社会課題解決と価値創造をおこなう国内最大規模のNPO法人です。



日本初の訪問型・共済型病児保育事業団体として2004年に設立し、ひとり親支援とこどもの貧困防止、こどもの虐待や親子の孤立防止、障害児家庭支援など、日本のこども・子育ての領域で総合的な活動をおこなっています。
2015年度に「小規模認可保育所」として国策化された「おうち保育園」をはじめとする保育事業、障害児家庭に保育や支援を届ける「フローレンスの障害児保育・支援」、こどもの虐待問題解決のため「フローレンスのにんしん相談・赤ちゃん縁組」、こどもの貧困を解決する「こども宅食」などの取り組みを全国に広め、たくさんの仲間と共に、社会に「新しいあたりまえ」をつくることを目指しています。
認定NPO法人フローレンス 公式サイト

PR TIMESプレスリリース詳細へ