アイロボットジャパンが全国の花粉症に悩む1,000人に大調査 3人に1人が過酷な「重度花粉症」約半数が秋にもつらい症状、花粉症の深刻な実態が明らかに

プレスリリース発表元企業:アイロボットジャパン合同会社

配信日時: 2023-10-20 10:00:00

専門家監修の「花粉症レベル」チェックリストや住環境の対策も紹介

アイロボットジャパン合同会社(本社:東京都千代田区/代表執行役員社長 挽野元)は、アイロボット初となる空気清浄機「KlaaraTM(クラーラ) p7 Pro」を一部のアイロボット認定販売店ならびにアイロボット公式ストアにおいて、本日より販売を開始します。それに伴いアイロボットでは、全国の20代~60代の花粉症に悩んでいる1,000人を対象に、JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科の石井正則医師監修のもと、「花粉症に関する意識調査」を実施しました。



 今月11日、政府が「花粉症は国民的な社会問題」と位置づけ、スギ人工林の伐採などを含む「初期集中対応パッケージ」を取りまとめました。今や国民病とも言われている花粉症は、毎年2月頃~梅雨明け頃までをピークとしていますが、第二の山は秋と言われています。今回アイロボットが実施した調査でも、花粉症に悩む人の約半数は「秋にも症状がある」と回答しており、その実態について石井先生に解説いただきました。
加えて、花粉症の症状により、日常生活に支障が出ているなど過酷な「重度花粉症」である方の存在を可視化するためのチェックリストも作成。さらに、家の中に蔓延する「対流花粉」の存在に注目し、花粉症に悩む人の住環境ケアに関する調査結果から、今後実践したい対策を提案しています。

■主な調査トピックス
1. 花粉症に悩む人の3人に1人は、過酷な「重度花粉症」であることが判明。      
2. 6割以上は判断力が低下、約4割がメンタルの不調を何度も経験。
  仕事や勉強、家事に支障をきたす人は7割以上も。
3. 花粉症に悩む人の約半数は、秋にも花粉症のような症状を抱えている。
4. 花粉症に悩む人のうち、子ども(6歳以下)も花粉症に悩んでいる家庭は約4割。
  約7割は、子どもがいることによって床や空気のきれいさが気になるようになったと回答。
5. 住居の花粉症対策の必須アイテムである空気清浄機を、約6割は使用していない。
  使用している人も5割以上は「何となく買い」。
6. 住居の花粉症対策の必須アクションである床掃除について、掃除機がけ・拭き掃除ともに、
  毎日実施している人はごくわずか。9割以上が面倒だと思っていることが判明。
※調査結果をご掲載いただく際は、必ず『アイロボットジャパン調べ』と明記下さい。
※本資料に含まれる調査結果をご掲載いただく際は、リリース末尾に記載のPR事務局までご連絡ください。

■あなたの「花粉症レベル」は?耳鼻咽喉科医・石井正則先生監修のチェックリスト
 花粉症に悩む方の実態を知るため、石井先生監修のもと「花粉症レベル」チェックリストを作成しました。下記項目のうち、5つ以上当てはまる方は、花粉症の方の中でも特に過酷なつらさを抱える「重度花粉症」であると言えます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25142/117/resize/d25142-117-276f1147ebfe22aa3912-0.jpg ]


■調査結果
1. 花粉症に悩む人の3人に1人は、過酷な「重度花粉症」であることが判明。
 花粉症に悩む人1,000名に、石井先生が監修する「花粉症レベル」チェックリストを実施。その結果、35.9%の人が5個以上の項目を選び、花粉症に悩む人の約3人に1人は、過酷な「重度花粉症」であることが分かりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25142/117/resize/d25142-117-77379ab688a40c429ece-1.jpg ]

2. 6割以上は判断力が低下、約4割がメンタルの不調を何度も経験。
仕事や勉強、家事に支障をきたす人は7割以上も。
 花粉症に悩む人の実態についてさらに質問をしたところ、下記のような深刻な状況も明らかになりました。多くの人が、日常生活に支障をきたし本来のパフォーマンスを発揮できなくなっていると言えます。
・ 10年以上前から花粉症に悩んでいる人は55.9%。
・ 集中力が低下し、勉強や仕事、家事などへの支障が出たことが何度もある人は73.7%。
・ 判断力が低下したことが何度もある人は61.9%。
・ 夜眠れなくなったことが何度もある人は53.9%。             
・ メンタルの不調に陥ったことが何度もある人は38.5%。
・ 花粉症の薬を飲んだことで、勉強や仕事、家事のパフォーマンスが落ちたことが何度もある人は47.3%。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25142/117/resize/d25142-117-4a9dc5c404fb294ac03e-2.jpg ]

<石井先生のコメント>
【予想より「重度花粉症」の人が多い結果に】
 「重度花粉症」の方が予想より多く、深刻な状況が明らかになったと思います。チェックリストの結果で「重度花粉症」であると出た方は、花粉症のシーズンにはQOLが大きく低下し、仕事や学業など様々な面で被害を受けているはずです。花粉症は国民病と言われるようになりましたが、国をあげての大きな問題であることが頷ける結果だと思います。

3. 花粉症に悩む人の約半数は、秋にも同様の症状を抱えている。
 花粉症に悩む方に、秋(9~11月)の症状について聞いたところ、「花粉症に悩んでいる(22.5%)」「花粉症かは分からないが、それらしい症状に悩んでいる(28.0%)」と半数以上が秋も花粉症のような症状に悩んでいることが判明しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25142/117/resize/d25142-117-b8e89a7778ba7947f672-3.jpg ]

<石井先生コメント>
【秋も花粉症のような症状になる人は多い】
 秋の花粉であるブタクサ、ヨモギ等は、スギやヒノキよりも飛散距離が短いことが特徴。花粉症の時期は2月~梅雨入り前がピークですが、秋に来る花粉症「第二の山」になる人は、春の大体3分の1のボリュームだと言われています。そのため、秋も花粉症やそれらしい症状があると答えた人のうち、4割ほどは、花粉以外の原因である可能性が高いです。考えられる原因は“ハウスダスト”や“ダニの死骸”。秋に最も増えると言われており、アレルギーを引き起こします。

4. 花粉症に悩む人のうち、子ども(6歳以下)も花粉症に悩んでいる家庭は約4割。
  約7割は、子どもがいることによって床や空気のきれいさが気になるようになったと回答。
 6歳以下の子どもがいる方のみに、お子さんも花粉症かを聞いたところ、「花粉症である(17.8%)」または「確証はないが、花粉症の疑いがある(22.5%)」との回答が得られました。加えて、7割以上が「子どもがいることにより、床や空気がきれいかどうかが、子どもがいないときに比べて気になるようになった」と回答しています。
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<石井先生コメント>
【実は遺伝する花粉症。お子さんにも対策を】
 お子さんの花粉症はもう少し多い割合を想定していました。花粉症は遺伝することが多く、例えば両親が共に花粉症の場合、お子さんは7~8割ほどが花粉症になると言われていますので、成長とともに発症する方も増えてくるでしょう。子どもも大人と同様に、花粉にできるだけ触れないことが重要な対策になるので、床や空気がきれいかどうかを気にされている人が多い点は安心しました。

5. 住居の花粉症対策の必須アクションである床掃除について、掃除機がけ・拭き掃除ともに、
  毎日実施している人はごくわずか。9割以上が面倒だと思っていることが判明。
6. 住居の花粉症対策の必須アイテムである空気清浄機を、約6割は使用していない。
  使用している人も5割以上は「何となく買い」。
 花粉症に悩む人のうち57.0%の人は、空気清浄機を自宅で使っていないことが明らかになりました。一方で、空気清浄機を持っていても半数以上が「明確な目的はなく、何となくあった方が良いと思い購入した」と回答しており、「花粉症対策に最適な使い方を知っており、実践している」と答えた人はわずか33.7%でした。花粉症に悩んでいても、空気清浄機を持っていないか、持っていても効果が見える使い方をしている人は少ない実態が明らかになりました。
 床掃除に関する質問では、「花粉がつらい時期でも、家全体の床の掃除機がけを1日1回以上行っている」と回答した人は23.1%と少なく、さらに床の拭き掃除に関しては、1日1回以上できている人はわずか15.8%という結果になり、「面倒だと思う(91.3%)」、「もう少し頻度を上げたいが、時間が足りない(74.9%)」が、「隅々まできれいにできているか、自信がない(82.2%)」と、非常に多くの人がハードルを高く感じていることも明らかになりました。
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<石井先生のコメント>
【対流花粉への対策は「空気と床の同時ケア」】
 空気中の花粉が床に落ち、床にたまった花粉が舞い上がり…そのような「対流花粉」には、空気と床、どちらか片方だけきれいにしていてもほとんど意味がありません。
 まずは床に落ちてたまった花粉の対策として、「床の掃除」はできれば1日1回はおこないたいものです。また、少しでも花粉が舞い上がらないよう、できるだけ人がいない状態で掃除をしましょう。忙しい方には、外出中や朝起きる前にも掃除ができる、ロボット掃除機の活用もおすすめです。
 続いて、「空気のケア」です。空気清浄機は花粉症やその他のアレルギー性の疾患をもつ人にとって必須のアイテムですので、選ぶ際は「フィルター性能」と「空気清浄時間」といった性能にこだわりましょう。吸い込んだ空気からアレルギー物質を逃さないフィルター構造になっているかも重要で、「HEPAフィルター」という高性能フィルターならほぼ確実に花粉をキャッチできます。できるだけ1日中稼働しておくようにしましょう。
 空気と床の両方を同時にケアが必要な「対流花粉」対策で、花粉症に悩むシーズンでも、住環境をぐっと快適に近づけることができます。是非実践してみてください。

■「対流花粉」とは
 花粉の飛散シーズンに特に気を付けるべきなのは、家の中に侵入する花粉。現代の家は気密性が高いため、逆に花粉を室内に閉じ込めていることもあります。家の中に入った花粉は、浮遊しながら、毎秒1.9センチほどの速度で自然に落下します(※)。一度床に落ちて溜まった花粉は、人の動きやドアの開閉で再び床から空中へ舞い上がり、これを繰り返します。これが「対流花粉」です。しかも花粉は、雨の中でふやけて弾けて粉砕され、家に侵入するときにはわずか0.5~1マイクロメーターの小さな粒子となるため、なかなか落下せずに空中を漂い続けます。住居の花粉対策は、そうした空気と床にいる「対流花粉」を取り除くことが大切です。(※一般社団法人日本アレレルギー協会「スギ花粉症の粒径分布・粒子密度・沈降速度及び濃度測定法のための基礎検討―」の研究結果による)
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■調査監修・解説
耳鼻咽喉科医・石井正則 先生
JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長。JAXA宇宙医学審査会委員。ヨギー・インスティチュート認定のヨガインストラクターとしても活動しており、最新の著書に「めまい・耳鳴り・難聴を自分で治す本」(二見書房)など。

■調査概要
調査エリア:全国
調査対象者:花粉症の症状に悩んでいると回答した、20代~60代の男女
サンプル数:1,000ss
調査期間:2023年9月16日~2023年9月18日
調査方法:インターネットリサーチ

■ルンバと連携する空気清浄機が登場。空気と床の同時ケアが可能に。
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 これまでロボット掃除機 ルンバや床拭きロボット ブラーバで、人々の暮らしを豊かにするための床掃除の新しい在り方を提案してきたアイロボットは、10月20日(金)より、初となる空気清浄機「KlaaraTM(クラーラ) p7 Pro」の発売を開始します。
<特長>
1. 独自のオペレーションシステムiRobot OSを搭載。ロボット掃除機 ルンバと共通のiRobot Homeアプリで特別な自動連携機能*5が働き、ルンバでの清掃中に出た空気中のホコリをKlaaraがパワーをブーストして取り除くなど、ご自宅の環境や生活習慣に合わせて使う度に最適化します。ロボット掃除機と自動連携する空気清浄機は市場唯一です。
2. アイロボット独自の密閉構造“クローズド・キャプチャ技術”を採用。密閉技術とつなぎ目のない密閉型ボディによる、独自の密閉構造を実現し、取り込んだ有害物質とキレイな空気が製品内で混ざらないように設計、汚れた空気の漏れを防ぎます。
3. 花粉、ウイルス、カビなどの汚染物質を99.98%*1除去する、3段階フィルターシステムを採用。一体型になった3つのフィルターで汚染物質を空気中から除去します。1.ホコリやペットのフケを除去する「プレフィルター」、2.臭いやホルムアルデヒドを除去する「カーボンフィルター」、3.煙の粒子、アレルゲン、花粉、ウイルス、カビを取り除くプロ仕様の「HEPAフィルター」を搭載し、空気の汚れを種類別で対応しています。
4. 空気環境を自動学習して使うたびに賢くなる、スマートエアフィルタリングを搭載。ロボット掃除機で培った高度なAI技術を活用し、花粉などのアレルゲンが特にひどい場合などは積極的に浄化能力を高めます。

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[表2: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/117_2_1d983d936f9fd00c02d8bd033322a5a9.jpg ]

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/117_3_f497b18fc782c612c39a12fa74b382fe.jpg ]

[表4: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/117_4_86c4bd31866f94e6b18907388201222a.jpg ]

[表5: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/117_5_49c6db887ef6af232d89bff891a654ca.jpg ]


*1:EN1822によるH13クラスで、ISO 29463の条件に従い、実施した試験結果。最大風量で0. I μm以上の粒子に対し、99.98%の捕集効果。実使用空間での実証結果ではありません。使用環境により効果は異なります。
*2:日本電機工業会 JEM1467企画に基づく
*3:電力料金目安単価31円/kWhで計算。2023年家電公取協調べ。実際の使用方法や環境により異なります。
*4:運転音の感じ方は、個人によって異なります。IEC 60704-2-19の条件に従い、実施した試験結果。音響パワー測定に基づいて、環境からの反射がないと仮定し、製品を床に置いた状態で1.5メートルの距離で計算された音圧です。
*5:ルンバ s9+/j9/j7/i7/i5/i3シリーズ、ルンバ コンボと連携。
*6:Googleアシスタント、Amazon、Alexaに対応。

■アイロボット・コーポレーションについて
 アイロボットはグローバルに展開する家庭用ロボットカンパニーです。使う人に寄り添った思いやりのある技術と、安心して任せられるホームイノベーションによって、豊かな暮らしを共に創造することをビジョンにロボットのデザインと製造を行っています。2002年に「ロボット掃除機 ルンバ(R)」の発売を開始し、ロボット掃除機市場を創出して以来、全世界で数千万台に上るロボットの販売実績を誇ります。アイロボットの製品ポートフォリオは、清掃、マッピング、ナビゲーションにおける独自のテクノロジーと高度なコンセプトを特徴とし、これらを活用することでロボットとスマートホームデバイスのエコシステムを構築、家のメンテナンスを容易にし、衛生・健康的な生活の場を提供します。
www.irobot.com
iRobot、iRobotロゴ、アイロボット、Klaaraは、アイロボットの登録商標または商標です。

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