テレビ東京「バーチャルプロダクション」10月から本格スタート

テレビ東京は10月から、リアルな映像と、3次元CGで作った背景を組み合わせ、臨場感あふれるシーンを表現する「バ―チャルプロダクション」技術を本格導入します。
まずは３つの番組からスタートして、今後、様々な番組やネット配信に拡大していきます。



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　　　　　　　　　 　新番組『サタデーナイトJ』スタジオイメージ

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　　　　　　　　　 『みんなのスポーツ』スタジオイメージ

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　　　　　　　　　 『ナゼそこ？』スタジオ

バーチャルプロダクションとは、グリーンバックや大型LED（ディスプレイ）に、背景となる3次元CGを映し、位置情報センサーを付けたカメラでリアルな映像を撮影し、合成する技術です。例えば海外の風景を背景にして、スタジオなどの人物を撮影すれば、あたかも海外で撮影しているような臨場感のある映像表現が可能になります。


バーチャルプロダクションを導入する一つ目の番組は、10月7日（土）から放送が始まるJリーグの情報を中心にお伝えする新番組『サタデーナイト J 』です。
この番組では、Jリーグの未来を表現するというコンセプトで、バーチャルプロダクション技術を使って架空のスタジアム内にスタジオを設置し、生放送の臨場感を演出しながら、選手の情報やサッカーの戦術を立体的に表現することで、サッカーの魅力を存分に楽しんでもらいます！
このほか、毎週土曜、日曜放送の『みんなのスポーツ』と、情報バラエティ番組『ナゼそこ？』のあわせて3番組に導入します。
3次元CGで表現した東京の夜景やサッカースタジアム、大自然の秘境にあるスタジオ、といった臨場感のある演出が可能になりました。

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　　　　　　　　　　 『ひとひらの初恋』スタジオ撮影風景
　　　　　　　　　　 机はリアル、壁と窓の景色は３D CG

テレビ東京では今年3月、このバーチャルプロダクション技術をドラマにも使い、全ての背景をLEDの大型ディスプレイで撮影したショートドラマ『ひとひらの初恋』を配信しました（第一話https://www.youtube.com/watch?v=I8_Wlu2Blpc）。一切のロケなしで、この技術によって舞台の花屋に新たな彩りや輝きを増した空間を作り出した実績があります。


この「バーチャルプロダクション」という構想は、未来を担う新技術を開発する「テックラボ」という社内組織から生まれたもので、コンピューターを使って進化する仮想映像技術を活用することで、スタジオの在り方を大きく変えるものです。
60周年を迎えるテレビ東京らしい、ユニークでクリエイティブなことに今後も挑戦していきます。


＜導入3番組の概要＞


番組名：『みんなのスポーツ』　※生放送
放送日時：土曜 夜10時30分／日曜 夜10時54分


番組名：新番組『サタデーナイトJ』　※生放送
放送日時：毎週土曜　夜11時30分～深夜24時


番組名：『ナゼそこ？』　※収録
放送日時：毎週木曜　夜９時00分～夜9時54分



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