夏休みが終了!#夏休み格差をなくそう プロジェクトでひとり親家庭など全国1027世帯に夏の体験を届けました

プレスリリース発表元企業:認定NPO法人フローレンス

配信日時: 2023-09-11 12:00:00

認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)は、7月12日から「#夏休み格差をなくそう プロジェクト」を実施。ひとり親家庭や経済的に厳しい子育て家庭に対して様々な体験の機会を提供し、現時点で1027世帯に体験をお届けしたことをご報告します。



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こども達のために、日本を変える「フローレンス」では、子ども達の栄養・教育・体験の格差が拡大しやすい夏休み期間において、ひとり親家庭や経済的に厳しい子育て家庭を対象に体験の機会を提供することで夏休み格差を埋める「#夏休み格差をなくそう プロジェクト」を2023年7月12日に開始しました。

今回の取り組みは、メインパートナーのアソビュー株式会社をはじめとして、複数の企業からの賛同と全国からの寄付を原資に子どもたちに様々な体験を届けていく活動です。当初は寄付額1000万円を原資に全国1000世帯の子ども達に体験をプレゼントすることを目標として開始しましたが、ご家庭や寄付者の皆さんからの反響を受け、8月4日に支援世帯目標数を1000世帯から全国1500世帯以上に拡大し、寄付募集額も1000万円から1500万円に拡大しました。

現時点で1027世帯に体験をお届けすることができました。
ご支援に参加いただきました皆さん、ありがとうございました。

本プロジェクトを通じて、子どもたちの学び・体験機会への潜在的なニーズが浮き彫りとなりました。フローレンスは、今後も子どもの教育格差・体験格差をなくす仕組みの立ち上げを検討してまいります。
引き続きいただいたご寄付は、子どもの教育格差・体験格差をなくす活動に大切に使わせていただきます。

本記事では「#夏休み格差をなくそう プロジェクト」のこれまでの取り組みとその成果をご報告します。

当初想定していた3倍のご家庭から応募が殺到


学校がない夏休み期間において格差が拡大しやすい状況があり、夏休みにどこにも行けず寂しい思いをするお子さんを少しでも減らしていきたいとの思いで、当初全国1000家庭への体験提供を目指して始動した本プロジェクト。7月12日のプロジェクト開始後、当初の想定を大きく上回り、募集枠に対して約3倍ものご家庭から申し込みが殺到しました。

また本プロジェクトの主旨に賛同いただいた全国の寄付者の皆さんからの寄付が集まり、寄付募集から約3週間で1000万円の目標額を達成。より多くのご家庭に支援を届けるため、支援世帯数の目標を1500世帯以上、寄付募集額を1500万円に拡大しました。

そして全国のひとり親家庭や経済的に厳しい子育て家庭に対して、現時点でのべ1027世帯に対して体験を提供しています。
本プロジェクトに賛同し、ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

これまでに提供した体験


全国からの寄付による遊びチケットの提供(アソビュー株式会社)
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個人や法人企業からの寄付を原資に、アソビュー株式会社が運営する、全国のレジャー施設・体験の予約サイト「アソビュー!」で使用できるチケット(1家庭につき5000円分)を発行し、対象家庭に提供しました。

飛行機の格納庫見学&機内食体験(日本航空株式会社)
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大きな飛行機を間近で見れる飛行機の格納庫見学に加え、飛行機を眺めながらの機内食体験や、飛行機や空の仕事を学べるミュージアム体験に子どもたちをご招待。格納庫見学では、普段見ることができない角度や距離感で飛行機を見ることができて、子どもたちも大興奮でした。

夏休みプログラミング教室(日本生命保険相互会社)
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プログラムを【考える・作る・動かす】体験ができる初心者向けのプログラミング教室を開催しました。プログラミングとは何かをわかりやすく学んだ後、8歳から16歳向けにデザインされたプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使用し、実際にゲーム作成に挑戦。最後は「できた!」と喜ぶ姿を見せてくれました。

職業・社会体験施設(キッザニア東京)のチケット(日本生命保険相互会社)
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子どもたちにとって、将来の夢や希望を抱くきっかけになるよう、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」、職業・社会体験施設『キッザニア東京』にご招待しました。

スシローで使用できるクーポン(株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(あきんどスシローの親会社))
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今回ご応募いただいたご家庭からは、外食をする機会がなかなか無いという声も多く届いています。外食の機会を楽しんでいただけるよう、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」がモットーの回転すし『スシロー』で使用できるクーポンを子どもたちにお届けしました。

服の無料配布会(株式会社ユニクロ)
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ユニクロによる服のリユース品の無料配布会「服のチカライベント」を開催。
「厳しい生活の中で服のことは後回しになってしまう」。そんな状況の中で、新しい服を選べる喜びを提供しました。

完全に光を遮断した純度100%の暗闇体験(一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ)
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心のバリアフリー教育やダイバーシティ(多様性)推進、SDGs達成が求められる時代に、探求する力を遊びながら感じられる暗闇体験です。最初は暗闇で不安そうにしていた子ども達もどんどん積極的に遊んだり話したりするようになり、最後には参加者全員から「楽しかった!」という声をもらいました。

体験に参加したご家庭の声


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寄付者の声


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#夏休み格差をなくそう プロジェクト概要


多くの子ども達が海水浴やキャンプ、スポーツ観戦、野外学習といった体験を心待ちにする、夏休み。しかし、いま日本では、子どもの約9人に1人が相対的貧困の環境下にあり、夏休みを寂しい思いで過ごす子どもが少なくないのです。学校が無い夏休み期間は家庭によって格差が拡大しやすい状況があります。フローレンスでは、これまでも夏休みに食料品の無料支援や機会提供を強化し、栄養や体験の格差解消の取り組みを行ってきましたが、今回は複数の民間企業と連携し、夏休み格差のなかでも体験格差を埋めるプロジェクトとして実施しました。

メインパートナーに日本最大級の遊び予約サイト「アソビュー」を運営するアソビュー株式会社を迎え、複数の企業と連携のもと、個人や法人企業から寄付を募り、ひとり親のご家庭や経済的に困難な状況にあるご家庭等、全国1500世帯以上に体験の機会を届けることを目指しました。
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夏休み格差プロジェクトを通して、一過性の体験ではなく、全ての子ども達があたりまえに学びと体験の機会を得られる社会をつくらなければならないことを改めて認識いたしました。
今後フローレンスは子どもの教育格差・体験格差をなくす仕組みの立ち上げを検討してまいります。
引き続きフローレンスの活動にご支援をよろしくお願いいたします。

認定NPO法人フローレンス コーポレートサイトURL: https://florence.or.jp/

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