【11月22日は「いい人事の日(R)」】活発化する理系就活!23卒理系学生、内定獲得3社以上の比率が前年比11.0ポイント増

プレスリリース発表元企業:株式会社テックオーシャン

配信日時: 2022-11-22 11:00:00

専攻(分野)および学部・修士別での理系就活実態/理系採用&就活2022まとめ

TECH for Society(※)の実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表取締役:長井裕樹、以下「テックオーシャン」)は、「いい人事の日(R)(11月22日)」にあたって、『理系採用&就活2022まとめ』として23卒理系学生の就活実態や今後の見通しをまとめました。

※TECH for Society
学生をはじめ、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、TECHと人・企業・社会、TECH同士が最適な形でつながっている社会のこと。テックオーシャンはそれらをつなぐ「Hub」でありたいと考えています。




アンケートTopics ※特に記載がない場合は23卒

(1)就活オンライン化による面接数の増加!?特定の専攻(分野)で顕著な傾向
(2)23卒学生における3社以上の内定を獲得した学生の割合、前年比11.0ポイント上昇
(3)内定獲得時期、修士と学部ではピークにおよそ3ヶ月の違い
(4)内定先でのインターン経験は就活満足度に直結
(5)志望業界決定の早期化、就職活動終了時期は生物学・農学、情報専攻の学生が遅め

(1) 就活オンライン化による面接数の増加!?特定の専攻(分野)で顕著な傾向
Q.何社の面接を受けましたか?(単一回答)

<全体回答>

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<専攻(分野)別>


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<学部・修士別>

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オンライン就活の一般化などの影響により、理系学生の面接参加社数が増加傾向にある。
専攻(分野)別にみると、生物学・農学、建築・土木、化学や情報専攻の学生は面接参加社数が多い。一方で、電気電子専攻の学生は面接社数5社以下の割合が7割以上であり、面接参加する社数を絞り込んでいることがうかがえる。
また、学部・修士別では学部生の方が修士学生よりも多くの面接を受ける傾向にあった。

(2) 23卒学生における3社以上の内定を獲得した学生の割合、前年比11.0ポイント上昇
Q.内定は何社獲得していますか?(単一回答)

<全体回答>

[画像4: https://prtimes.jp/i/39682/44/resize/d39682-44-7030c4e598f4db41f113-3.png ]

<専攻(分野)別>

[画像5: https://prtimes.jp/i/39682/44/resize/d39682-44-fe23689c608888812e88-4.png ]

<学部・修士別>

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内定獲得社数も増加傾向にあり、3社以上の内定を獲得した学生の割合が23卒では39.5%となり、22卒の28.5%と比較して11.0ポイント上昇した。
専攻(分野)別では、生物学・農学、情報、機械専攻の学生は3社以上の内定を獲得した割合が4割を超えている。
学部・修士別では、3社以上の内定を獲得した学生の割合は学部生は47.6%、修士学生は37.6%であった。

(3)内定獲得時期、修士と学部ではピークにおよそ3ヶ月の違い
Q:選考や内定、就職活動を終了したタイミングを教えてください

<選考申し込み(学部・修士別)>

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<内定獲得(学部・修士別)>


[画像8: https://prtimes.jp/i/39682/44/resize/d39682-44-33ea4c0cb7a52c0e7f13-7.png ]

<就職活動の終了(学部・修士別)>

[画像9: https://prtimes.jp/i/39682/44/resize/d39682-44-aa5ca41fd796949cecfb-8.png ]

就職活動の時期を学部・修士別にみると、選考申し込みについて修士学生は12月までに開始する学生が約半数である一方、学部生は徐々に申し込みを開始する学生が増えている。
最初の内定獲得時期に関しては、修士学生は「3月」、学部生は「6月」にピークがきており、およそ3ヶ月の違いが生じている。
また、就職活動終了のタイミングは、修士学生は3月から増え始め4月には半数を超えているが、学部生は5月から増えだしており、半数を超えるのは6月であった。

(4)内定先でのインターン経験は就活満足度に直結
Q:内定承諾した企業でインターンを経験されましたか? × 自身の就職活動を振り返り、満足度をお教えください 
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内定承諾先でのインターン経験の有無別での就職活動の満足度をみると、長期インターンに参加した学生は全員が「大変満足」「満足」と回答しており、納得感を持って内定承諾していることがうかがえる。
一方で、短期インターンに参加した学生とインターンに参加してない学生では、「不満足」の割合は同程度であったが、短期インターン参加者の方が「大変満足」と回答した学生が11.2ポイント多かった。

(5)志望業界決定の早期化、就職活動終了時期は生物学・農学、情報専攻の学生が遅め
Q:自身の志望業界はいつ頃決めましたか?(いつ頃決めようと考えていますか?)
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Q:就職活動を終了したタイミングを教えてください
<専攻(分野)別>

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志望業界を決める時期については、23卒学生では修士1年または学部3年の夏に決める学生が多かったが、24卒学生では修士1年または学部3年の春に決める学生の方が多くなった。

就活を終了する時期に関しては、ほとんどの専攻で4月までに就活を終える学生が半数を超えていた。生物学・農学、情報専攻の学生については、就活終了のタイミングが他専攻に比べて遅い傾向にあることがわかった。

テックオーシャン代表 長井の総括


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今回は、11月22日が「いい人事の日(R)」ということで、理系学生の就活状況についての情報を取りまとめました。
23卒理系学生の就活実態に関するデータを詳しく紐解いていくと、専攻(分野)や学部・修士別によって理系学生の動きに特色があることがわかりました。
中でも電気電子専攻の学生は、かなり面接を受ける企業数を絞っているという特徴があり、いかに彼らのエントリー企業群に入るかが採用のカギとなっています。
一方で、情報、機械、生物学・農学専攻などの学生には3社以上の内定獲得者が多く、最終的な内定承諾先として選ばれるためのフォローが重要となります。その際には、「選考」だけを行う面接をするのではなく、自社の「魅力付け」を行う面接・面談が必要となってきています。
また、学部・修士別では、修士学生は学部生に比べて動き出しが早く、内定獲得や就活を終えるタイミングも数ヶ月単位で早いことがわかりました。

激化する理系採用を制するには、理系学生の属性に合わせた採用戦略をとることがますます重要となりそうです。
弊社は、TECHと人・企業・社会、TECH同士をつなぐ「Hub」として、採用人事の皆さまをはじめ、就活学生など広く世の中に役立てていただけるような有益な情報を今後もお伝えしていきたいと思っております。来年以降、より多くの関係者の皆さまと共に「いい人事の日(R)」の話題を増やせるように活動していきたいと考えています。

理系採用&就活2022まとめ

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(当リリースに関して、テックオーシャン代表取締役 長井へのインタビューのご要望も下記までご連絡ください)
Tel:03-6383-0433
E-mail:morikawa-s@techocean.co.jp
(広報担当:森川)

理系採用ツール TECH OFFER


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TECH OFFER(学生向け):https://techoffer.jp/
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テックオーシャンHP: https://techocean.co.jp/
テックオーシャン採用ページ:https://recruit.techocean.co.jp/
※サービス導入事例や理系採用ノウハウ集等は株式会社テックオーシャンのHPをご覧ください。

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